鹿児島の美容室から

鹿児島市荒田「美容室かわなべ」のブログ

年齢を重ねて、くせが強くなったと感じる方へ

なんか、以前より髪がうねる…

くせが強くなったかなぁ…

そう感じる、30代、40代以上の方は少なくありません。

年齢とともにくせが強くなることってあるのでしょうか?

また、改善策はあるのか、今日はまとめてみます。

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(こんなにうねってたっけ…?)

 

結論から

年齢と共に髪質の変化は訪れます。

くせが強くなる方は少なくありません

 

また、改善策として、

  • 髪の内部を補強するシャンプーやトリートメントを使う。
  • 髪に良い生活習慣を心がける
  • 縮毛矯正をかける。
  • アイロンやスタイリング剤(クリームやオイル)を使う

などです。

 

では、それぞれ補足していきます。

 

どうして「くせ」が強くなるのか

一般的に年齢と共に、髪の内部のタンパク質や脂質、水分量は減少します。

そうすると元々、中身が詰まっててハリコシのあった髪の内部が、スカスカ状態になって中身にムラができる。すると髪の毛自体の形がヨレてしまうんですね。

 

イメージですが、パンパンに空気が入った風船は表面にハリがありますけど、空気が抜けてしぼんでしまうと表面がヨレヨレになりますよね。そんな感じ。

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(しぼむとヨレる風船みたい…な話)

これが、「加齢によるくせの原因」です。(すんごく簡単に伝えてます)

 

髪の毛も人の体の一部である以上、年齢と共に衰えてしまうのは止むを得ませんが、体の内側から、外側からアプローチを取ることで改善の見込みはあります

 

では、改善策について補足していきます。

 

縮毛矯正をかける

手っ取り早くうねりをなんとかしたい場合、有効です。

うねり自体は取れますが、副作用として

  • ぺったんこ
  • 真っ直ぐなりすぎる
  • パーマをかけられなくなる

などの可能性があります。(髪質や美容師の技術力にもよりけりですが)

 

かけるかけないの判断は髪質や、何を優先するか、によっても変わりますから美容師とよく相談して臨むのが良いですよ。

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(縮毛矯正はよく相談しましょう)

 

シャンプー、トリートメントで補う

スカスカになった髪の内部を穴埋めしてくれる、シャンプーやトリートメントを普段使いすること

シャンプーなんかどれを使っても大差ないでしょ?と思われてる方は、一度信頼できる美容師さんを頼ってサロンシャンプーを試してみてください。

 

きっといい結果が得られると思います。

私も現場で、必要なお客さまには「ヘマチン」を高配合しているシャンプーのご使用をおすすめしていますが、結果が出ています

  • くせ
  • 細毛のからみ
  • パサつき
  • ハリコシ
  • 枝毛

これらが改善されたお客さまはとても多い。

 

モノによりけりなので、この記事で具体的な商品名を出すことは控えますが、いつも気になってる人は美容室で相談してみましょう。

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(シャンプー選びはとても大事)

 

アイロンやスタイリング剤を使う

あくまでも応急処置的なものですが、日々ストレスを抱えている方は、髪に一手間かけてあげましょう。

 

ストレートアイロンでうねりを取ったり、毛先にクリーム系のスタイリング剤を馴染ませることで、見た目の印象はグッと変わります。

 

めんどくさい、時間がない、と感じてしまう方は…いや、頑張ろう!

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(一手間を惜しまないあなた、美しいですね)

 

髪に良い生活習慣を心がける

髪に良い=体に良い

わけですが、

  • たっぷりの睡眠
  • 運動
  • 食事
  • ストレス発散

など、ちょっと抽象的な表現になってしまいます。

 

ですが、現場でこれまでに何件も起こったこととして、

タンパク質をたくさん摂る

ことで、髪に良い変化が起こったお客さまが、結構いらっしゃいます。

 

タンパク質を撮るにはどうすればいいか?少し検索すれば、食事のヒントはいくつも見つかります。

また私個人的には、特に食の細い方はプロテインを飲むのもオススメです。髪や爪が強くなった方を、これまでに何人も見たことがあります。

 

体の内側からのアプローチも、有効な選択肢のひとつです。なお、結果が出るのには時間がかかるので、過度に期待を持たずにコツコツ継続するのが良いでしょう。継続は力なり!

 

おわりに

ここで書いたことは、あくまでも一般的な考えであり、かつそれをすんごいシンプルにお伝えしたものです。

 

疾病常飲している薬の影響で、うねりが強くなるケースもあったりします。

それらは原因としては、例外とお考えください。ただ、ここにまとめた改善策は試してみる価値はあります。

 

それでは、最後までありがとうございます。

 

書いてるひと

かわなべひろき(美容師 ギター講師 和漢薬膳師)

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