例えば、
毛先ハネてるなぁ…、パサつくなぁ…、
そんな時に、
よし!縮毛矯正をかけて綺麗にしてもらお!
と、思った経験ありませんか?今日はこれにちなんで、縮毛矯正でできることを伝えた上で、「できないこと」に触れます。
(何かな何かなぁ〜…)
結論から
- 髪のうねりを無くす
これが、縮毛矯正でできる唯一のことです。これ以上も以下もない。本当にこれだけ。うねりを取るだけ。
(うねりを取るだけのことなのよ…)
じゃあ、こんな場合どうなの?
冒頭少し触れた
- パサつく…
- ハネる…
の他にも例えば、
- 広がる…
- ボリュームがあり過ぎる
- 寝ぐせがつく
などのお悩みについて、縮毛矯正は役に立たないのでしょうか?
答えは、
「その大元の原因が髪のうねりであれば解決できる!」
です。
(ごめん、ちょっと何言ってんのわかんない…)
では、一例として「パサつく」を見て行きましょう。
パサつく原因も色々
では、図を。
(ざっくりイメージ図)
このように、髪のうねりで、
- 短い髪が表面に飛び出す
- 毛先が散れやすい
これによって、パサついて見えている場合、大元の原因が「髪のうねり」であるため大いに縮毛矯正が役に立ちます。
一方で、同じようにパサついて見える場合でも
- カラーやパーマなどの薬剤によるダメージ
- カットでの無理なすかれ方
- カラーの明るさによるもの
などなど、大元の原因がこれらである場合、縮毛矯正をかけても「思うような効果が得られない」、それどころか、ダメージがリミットを超えると「毛先がチリチリの事故」につながる恐れもあります。
(なんでもかんでも、矯正かければいいってことじゃないのかー!!)
パサつきに限らず、他のお悩みにおいても大元の原因がうねりか否か、ということが大事です。
素人なので判断つきまへん…
「そんなん言われても、わたし、素人だから自分で判断ができないよ…」
という方が多いと思います。 だから、美容師がいるんです。
信頼できる美容師さんに相談してアドバイスをもらった上で最終的な判断はしましょう。
あと最後に、失敗で髪を台無しにしない為に2つだけ注意点を。
2つの注意点
- 美容師の言うことを聞かないで強行
- 美容師があなたの言いなり
この2つは、気をつけてくださいね!
たまにあります。
「これは縮毛矯正では解決できないですよ」
「それでもいいんです!やってください」
みたいなやり取り。かければなんとかなるはず…という淡い期待を抱いてのことでしょうが結果は言わずもがな、。プロのアドバイスは聞いたほうが無難です。
(プロのアドバイスを聞いてみよう!)
そして、「あなたの言いなり美容師」にも気をつけてください。
「パサつきが気になるので縮毛矯正お願いします」
「はいわかりました〜」
みたいな。付き合いの長い信頼できる美容師さんならともかく、初めての美容室でカウンセリングもそこそこにオーダーを鵜呑みは結構なリスクです。
しっかり髪を見てカウンセリングしてくれる美容師さんに頼みましょう。
お伝えしたように、お悩みの大元の原因が「髪のうねり」とは別のところにある場合、矯正しても思うような結果にならなかったり、最悪「毛先チリチリの事故」が待っています。ご注意ください。
(なんか違うやないかーい…)
おわりに
ということで、今日のまとめですが、縮毛矯正というのは、
- 髪のうねりを取る技術
したがって、できることは
- 大元の原因が「うねり」であるお悩みの解決
一方、できないことは、
- 大元の原因が「うねり」ではないお悩みの解決
です。ご参考にどうぞ。
最後まで読んでくださりありがとうございます^_^
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書いてる人
かわなべひろき (美容師、在宅系音楽家)