肩くらいの長さになると枝毛が目立つ
ロングにしたいのに枝毛のせいでカットしちゃう
結果、思うように髪を伸ばせない方がいらっしゃいます。今日は枝毛の原因と予防策について見ていきます。
(枝毛だらけで、気になるぅ…)
では、早速
結論から
《原因》
- カラーやパーマなど「薬剤」によるダメージ
- カット、タオルでの摩擦、ドライヤーの熱など「物理的」なものによるダメージ
- 生活習慣
《予防策》
- 美容室で相談する
- 摩擦や熱、紫外線に、気をつける
- 生活習慣を見直す
では、補足していきます。
補足します
ダメージは大きく2つ。「薬剤」と「物理的」な刺激に分かれます。
まず薬剤について。これは、カラー剤やパーマ剤、また普段使いのシャンプーやトリートメントなども含みます。
美容室でどんな薬剤を使うか?おうちでどんなヘアケア品を使うか?についての話で、簡単にまとめることは難しいです。
(薬剤も、枝毛の原因に)
ポイントとしては、美容室できちんと相談すること。
「枝毛が気になる」
と、ハッキリと、美容師さんに伝えましょう。
あなたのお悩みが美容師さんにしっかりと伝われば、
カラーやパーマの薬液を、より髪に優しいものに変更したり、髪に負担のすくないシャンプーのご提案などが、聞けるかもしれません。(毎日使うシャンプーって、思ってる以上に重要ですよ)
自分で調べようとすると、途方もないことはプロに聞くのが速いです。まずは相談してみましょう。
(手っ取り早く美容師さんに、相談しよう!)
次に、物理的な刺激とは、
- 熱、摩擦、紫外線
のことで、これら
- 美容師のカットの仕方
- タオルでの拭き方やシャンプーの仕方
- ブラッシングやドライヤーのかけ方
- 太陽の紫外線
などがあります。
なかでも、美容師のカットの仕方は、影響力がすごく大きく、担当の美容師が変わっただけで枝毛の悩みが無くなるケースは良くあります。
また、
- タオルでゴシゴシしない
- ドライヤーを髪に近づけすぎない
- 指に毛先をぐるぐる巻きにする癖をやめる
- ブラックし過ぎない
- 帽子や日傘で紫外線を防ぐ
など、日々のちょっとした気遣いでも枝毛の量は変わってきます。意識してみましょう。
(タオルでの拭き方も、意外と大事なんだよね)
そして、生活習慣。食事、運動、ストレスの3本の柱があります。どれをとっても大切で、これさえ気をつければ大丈夫!という話ではありません。気をつけておくべきことを、まとめていきます。
生活習慣はこうやって見直す
食事について
タンパク質とビタミン、ミネラルは、不足しがち。意識的に取りましょう。具体的には、
- 肉、魚、大豆 などでタンパク質
- 緑黄色野菜 でビタミン
- 海藻 でミネラル
ものっすごいザックリですが、こういうイメージをもって、それぞれを充分に摂りましょう。どれかに偏らず、というのが大事。
食事はあくまでもバランスで、人によってベストな食べ方は違います。髪の毛はそのほとんどがタンパク質でできているからと言って、タンパク質だけ取ればOKというものでもない。
栄養素は、相互補完的に体内ではたらきます。それぞれをバランス良く取りましょう、というと少し抽象的な言い方になってしまいますが、実際そうとしか言えない。
(バランス良くが、大切なんです)
と、ここで参考までにこんな話を。
プロテインを飲むようになって髪の毛が強くなった方を、これまでにたくさん見てきました。枝毛が減った方もいらっしゃいます。
プロテインは、筋トレしてムキムキになる為だけに飲むものではありません。美容や健康維持のために取るのも、良い選択肢です。
少食や虚弱体質で、食べ物から充分な栄養を消化吸収できない方。効率よく栄養を取れるプロテインなどのサプリを利用するのも検討してはいかがでしょう?
(プロテインは、ムキムキマッチョだけのものじゃないんだぜ)
運動について
運動不足の自覚がある方は、とにかく歩くことから始めましょう。体への負荷も優しいので継続をしやすい。
気合入れてウォーキングウェアを揃える必要はありません。また、「ウォーキングをする」という考え方も捨てていいかも。
私のおすすめは、
- 通勤時一つ隣の駅(バス停)を利用する
- 買い物に出かけたら、入口から遠い駐車場を、利用する
- 階の移動は階段をつかう
などなど。
運動の時間を設けようとすると、なかなか時間が取れなかったり継続できなかったりするものです。まずは、生活の中に歩く量を増やすイメージを、持って取りかかりましょう。お金もかかりませんから、経済的ですよ。
(ゴロゴロばかりは控えましょう)
ストレスについて
わかっちゃいるけど、難しいですよね。ストレスに関しては本当に、難しい。1番難しい。
みなさん、適度に発散して…
どうかご無事で!!(投げやり…)
おわりに
最後生活習慣の話まで始めたので、「あれ?なんの話だっけ?」となりかけましたが、枝毛の対策についての話です。
髪の毛も身体の一部。体の健康と、枝毛は無関係ではありません。
ここでまとめたことを、できることから少しずつ意識してみましょう。
私のお客さまで、過去の枝毛の悩みがなくなった方は非常に多いです。
「キレイに伸ばせて、嬉しい」
と、語ってくださる方もいます。
高価なトリートメントやヘアケア品を使っているわけではなく、ここでまとめたことを実践、継続されているだけです。
あなたの枝毛の改善にお役立て頂けたら嬉しいです。
それでは、最後までありがとうございます。
書いてるひと
かわなべひろき(美容師 ギター講師 和漢薬膳師)