この前、ヘアカラーについて、施術した後でお客さまが「わっ!髪が綺麗になったぁ!」とご納得頂いたことがあったのでまとめときます。
(今日は大人世代のヘアカラー事情について)
結論から
ヘアカラーは、
明るくなるほどパサついて見えやすく、暗めの方がしっとりつややかに見える
これです。(あくまで一般的にです)
(ほら)
大人世代はなぜカラーをするの?
あえて、「大人世代」という表現になってますので、私は大人世代だなぁと感じる方のみ読み進めてくださいまし。
大人世代の髪の悩みの代表格「白髪」。なんとかするためにカラーをされている方はとても多いです。ではみなさんは、
なぜ白髪が目立たないように、カラーをするのでしょうか?
答えは1つじゃないにせよ、大体の方が
「老けて見られないようにするため」言葉を変えれば、「若く見られるため」ではないでしょうか。
(いつまでも若く見られたいのよ…)
若く見られたい、落とし穴
このために、「明るめのカラー」を選択する方がいらっしゃいますが、これ、思わぬ落とし穴になってることが多いです。(人によりますが)
さっきの画像で比較しましょう。
例えば左のように明るくすると、
- パサついて見えやすい
- 実際のダメージで質感の低下
- 若づくり感
が出てしまいやすい。また、根元が伸びてくるとプリンが目立ちそれを放置すると
- くたびれ感
- やつれ感
が、出てしまいます。こういったことから僕は大人世代は暗めのカラーをオススメすることが多いです。僕の言う暗めというのは、7か8トーンくらいまでの明るさです。
暗めのカラーにすると
あくまで「明るい」との比較ですが、
- しっとり感が出る
- つややかに見える
- 上品に見える
- ダメージが少なくカラーできる
- プリンが目立ちにくい
と、メリットが多いです。
色持ちまで考慮すると、ナチュラルなダークブラウンでさりげなくカラーするのが1番のオススメです。
(右のほうが、しっとりツヤツヤで上品くない?)
大人世代こそ素材美を!!
悲しきことに、年齢とともに髪も肌も素材そのものの美しさというのは下がっていきます。こればっかりは避けようがない。
(そんな分かり切ってること、あえて言わんでよ良かがねぇ…)
でも思うんです。だからこそ、素材の美しさを感じる髪を目指すことが大事だと。色の明るさやスタイリングに頼らない良さを。
髪の素材美の鍵となるのは、健康的な「しっとり感」「ツヤ感」だと考えます。
そこから伝わる「品の良さ」こそ大人世代の女性の味方だと考えます。
(素材の良さを引き出そう!)
おわりに
先日僕が初めてカラーをするお客さまとのカウンセリングにて。
「伸びた根元だけ毛先みたいに明るくしたい」
とのご要望でした。明るいカラーも似合っているお客様でしたが、髪のダメージやパサつきも気にされていたので、今日記事にしたようなことをご説明差し上げると、
「そんなの聞いたことない…。今日は暗めにチャレンジしてみます」
となりました。
仕上がりを見て
「わ!本当に髪がすごく綺麗になった!」
ととても喜んでくださりました。
(きれいになった〜!)
こういう情報もまずは「知っていること」がとても大切。あなたにとってぴったりのカラーを選ぶ、参考になればと思います。
参考記事も貼っておきます。
それでは、最後まで読んでくださりありがとうございます^ ^
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書いてる人
かわなべひろき (美容師、在宅系音楽家)