どこでやっても縮毛矯正がうまくいかない…
クセが伸びなかったり、戻ったり…
そんな時に考えられることを今日は1つお伝えします。
(わたし、かかりにくい髪なのかな…)
結論から
皮膜で髪がコーティングされてるかも…
です。
皮膜と言っていますが、以下心当たりありませんか?
- 毎日トリートメントをしっかりする
- オイルシャンプーを使う
- ヘアオイルを使う
- 椿油などの天然油を使う
- ドライヤーで乾くのが遅い
など、要するに髪の表面をオイルやシリコンなどが厚く覆っている状態になっている可能性が高い。天然の椿油などは本当に厄介です…。補足しますね。
(うわーん…心あたりありまクリスティ…)
薬剤が効きにくい髪
髪の表面が油分で覆われていると、縮毛矯正で使う薬が髪内部に浸透しにくく、効きにくくなります。
つまり、クセが伸にくかったり、放置時間を長くすることで過度なダメージができてしまったり仕上がりにも影響します。
同じあなたの髪でも、皮膜の有る無しはとても重要なんです。
(ガビーーーン(昭和)…トリートメントもオイルも良かれと思ってやってたのにぃ…)
具体的な改善策
皮膜を極力作らないことが大事。具体的には、
- オイルの類は毛先だけちょこっとつける
- トリートメント使用量を減らし、すすぎを十分にする
- 椿油などの天然油は使わない
- オイルシャンプーは避ける
- 美容室の前1週間はシャンプーだけで、オイル等の使用を避ける
などです。
(ちょっと物足りない…くらいで実は十分!)
実際、お店に初めていらっしゃったお客様の髪を見ると「皮膜髪」になってることがとても多いです。
この辺りを僕たちがきちんとアドバイスすることは、縮毛矯正だけでなくカラーやパーマの仕上がりにも影響するので、とても大切なことです。
毎日、ドライヤーで乾くのが遅いなぁ…
と感じる方はほぼ間違いなく皮膜髪になっているので、美容室で薬剤を使う施術をする際は注意です。参考に過去記事を…
あるある話
くせ毛の人は、少しでも髪を落ち着かせる為にオイルを必要以上につけがちです。こういった背景もあり皮膜髪になりやすい…。
また、ナチュラル志向の方には、椿油などの天然植物油100パーにこだわりを持つ方もいらっしゃいますが、美容室での薬剤を使うメニューの仕上がりを考慮すると、天然植物油100パーはかなり厄介です。
僕個人的には、ヘアケア製品として作られているオイルをオススメしています。
この辺の細かいことは、お店で髪を見てアドバイス差し上げますね!
(どうしても使うときは少量を、うすーくのばしてね)
おわりに
今日の話は、「どこにいっても縮毛矯正がうまくいかない…」。要は、誰がやってもなかなか…という方には結構な確率でヒットする話です。
ちなみに、縮毛矯正は僕が一番得意とする技術なので、お悩みの方はお気軽にお問い合わせ等お待ちしております。ご参考にどうぞ。
最後まで読んでくださりありがとうございます^ ^
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書いてる人
かわなべひろき (美容師、在宅系音楽家)