カットしたあとに
「こんなはずじゃなかった…」
「すごい扱いづらい…」
とならない為には、オーダーするときのコツがあります。
失敗を防ぐという意味で、失敗されがちなオーダーの仕方を今日はまとめます。
(これは、やめといてね)
結論から
以下のような表現はなるべく避けたほうがいいです。
- 軽くしてください
- スッキリさせてください
- 全体を〇〇センチ切って欲しい
こういう表現は、割と失敗されやすいです。
特にイメチェンになるくらいカットするときは。
おすすめは、美容師さんに「画像」を見せることです。ここは恥ずかしい気持ちもあるかもしれませんが、頑張りましょう。
私の場合、大きくイメージチェンジするときは、必ず私のほうから画像をお見せして、お客さまとゴールとなるスタイルを共有するようにしていますが、美容師さんによってはそうでない場合もあるかもしれません。
ゴールが全く分からないままカットされるのって不安じゃないでしょうか?
もし、心配なときは思い切って画像を見せましょう。
今はネットで検索すればいくらでもヘアスタイルは出てきますから、あなたが「いいな」と感じるものをチョイスすれば大丈夫ですよ。
(いやオレ、オールバックって言ってないんだけどな…)
あいまいな表現や、○センチ切って欲しい、の何がいけないか
たとえば、
「スッキリさせる」「軽くさせる」
これらの表現は、あなたと美容師の間でギャップが生まれやすいです。
どの程度の長さが「スッキリ」なのか「軽い」のか、はたまた髪の毛のどの部分が気になっているのか。この認識のズレが失敗を生みやすい。
もちろん、長くお世話になっている信頼できる美容師さんであれば、問題ないかもしれません。初めて担当してもらう美容師さんには、極力あいまいな表現は避けた方が無難です。
また、「〇〇センチ切って欲しい」
これの何がいけないのか?数字なんだから具体的じゃん?と思われるかもしれませんが、これもあまりオススメできません。
お客さまは、なんとなくの「こうなりたい」が先にあって、その為には「〇〇センチくらい切ればいいか」と判断されていることがほとんど。
ところが、その計算って本当に正しいと思いますか?
髪の毛は場所によって伸びるスピードが違ったり、作るスタイルによっては、部分ごとにカットする長さも変わってきます。
そこを美容師が分かった上でカウンセリングをして調節してくれれば問題ありませんが、
オーダーを鵜呑みにして全体を「〇〇センチカット」する美容師っています。
すると、鏡を見たら、
「なにこれ、全然違うやん…」
となってしまうことも…。
これらのオーダーの仕方は、正直、美容師次第でいい感じにしてくれるか、失敗するか大きく変わってしまいます。(くり返しですが、長く担当してくれてる美容師さんなら大丈夫だと思いますよ!)
それを防ぐ意味でも、カット前に画像を使ってイメージの共有は非常に大切だと思います。
(えーと…「イケてる」「髪型」、検索っと)
おわりに
正直、
「画像を見せたところで髪質が違いすぎて、参考にならない」
というお客さまもいらっしゃいます。
私の元には、くせ毛のお客さまが多く、そもそもヘアカタログと同じになるかと言えば……、です。
ですが、画像で大まかなイメージを共有しておくことは、失敗のリスクを回避することに繋がりますし、
もし、髪質との相性が難しいならばそれはそれで、別のご提案ができます。
今日お伝えしたかったのは、
あなたと美容師との間で、大まかでもゴールをきちんと共有することが、失敗を避けることに繋がりますよ。
ということです。
是非、オーダーの際のご参考に^ ^
最後までありがとうございます!
書いてるひと
かわなべひろき(美容師 ギター講師 和漢薬膳師)