前編、中編、読んでない方はこちらに、
では後編、さっそく参りましょう
束ねるゴムは太めで、ひっつめ過ぎない
お仕事などの都合上、ひっつめないといけない方もいらっしゃるのは重々承知の上です。
なるべくで、大丈夫。
細いゴムでギュッとひっつめると
- 切れ毛
- 折れ毛
の原因になることがあります。
太めのゴムを選ぶことで結んだ部分にかかる圧力を抑え、このリスクを避けることができます。
特に、繰り返しカラーやパーマ(縮毛矯正)をしている髪は、薬剤のダメージと相まって上の症状が起こりやすい。
注意が必要です。
できる方は、シュシュなどを使って優しくまとめ髪をしてあげると良いですよ!
(やさしく、ちょい緩めに結んであげよう)
髪を指に巻きつける癖をやめる
これ、無意識にやっちゃってる方、割といらっしゃる。
なんとなく、毛先をくるくる指に巻きつけてはほどく、を繰り返す。
あるいは、しょっちゅう髪を触っていたり。
(そう言われてみたら、やってる気がする…)
これ、毎日やってると摩擦によって次第にキューティクルがめくれたり剥がれたりして
- 手触りの劣化
- パサつき
- 枝毛
- ホワホワのアホ毛
の原因になります。
手癖を直すのって本当に難しいところですが、コンディションを気にされている方は意識してみましょう。
太陽の下では、日傘か帽子を
お肌同様、髪も「紫外線」によって傷みます。
しかも、髪によっては「顕著」にダメージを受けます。
- 全体的なパサパサ、バサバサ
- 乾燥した質感
の原因になります。
日傘、帽子を使って髪をいたわってあげましょう。
後編まとめ
- 束ねるゴムは太め、ひっつめ過ぎない
- 髪を指に巻きつける癖をやめる
- 太陽の下では、日傘か帽子を
どれも、やってる人は「なんとなくやっちゃってる習慣」ではないでしょうか。
心当たりのある方は試してみてくださいね!
(心当たりしかないんですけど〜…)
おわりに
髪のコンディションにお悩みであれば、
「美容室でトリートメントしようかな」
「いいシャンプーやオイルに探そうかな」
と、美容室での施術や、使うヘアケア品ばかりに意識が向かうのは自然です。そしてそれは、正しい。
(美容室でなんとかしてもらいたいよねぇ〜)
ですが一方で、ほとんどお金をかけずにお家でできることって、たくさんある。
しかもこれら、大事なことであり、いくらヘアケア品にお金をかけても、家での習慣がボロボロだと髪は良くなりません。
(薬や医者の治療に頼るばかりで、生活習慣なにも改善しない患者さんの病気が、治りにくいのと似ています。)
美容室でのトリートメントやヘアケア品に手を出すのは、ここまで書いてきたこと、
「もう全部やってるよ。それでも髪が…」
となってからでも、遅くはありません。
大切なのは、必要最小限の「手間」と「お金」であなたが髪の調子いいじゃんと思えること。
お店でも、そのためのサポートができればと、いつも施術に当たっております。
同じ悩みが長い間解決できないかた、ご相談だけでもお気軽にどうぞ。
それでは、最後までありがとうございます。
書いてるひと
かわなべひろき(美容師 和漢薬膳師 ギター講師)