巷に溢れるヘアケア製品。
アレも使って、コレも使って、
お金がいくらあっても足りまへん〜…
の、前に!
お金をかけずに普段から髪のためにできることって、結構あります!!
小さなことの積み重ねで、髪のコンディションは大きく変わります。
お客さまからも「髪が変わった!」と喜んで頂けている習慣をご紹介します。
結論から
- 洗髪時は、ぬるま湯をつかう
- 湯舟には、髪をつけない
- タオルは、ゴシゴシせずにポンポンする
- 普段使いは、ブラシよりコームを
- ドライヤーで、きちんと乾かす
- アイロン、コテは、150度以下
- 束ねるゴムは太めで、ひっつめ過ぎない
- 髪を指に巻きつける手癖をやめる
- 太陽の下では、日傘か帽子を
なんか、たくさんあるな〜と、思われたかもしれませんが全部、お金をかけずにできること。
これを見て、「あー、普段意識してないなぁ…」と該当することが多い方は、習慣を変えるだけで、髪がよくなる可能性大っす!
0円で!ラッキー!
9つありますが、とりあえずできることから始めてみませんか?
(うん!あたい、やってみるっ!)
各項目の補足は記事を分けて、3項目ずつしていきます!
洗髪時は、ぬるま湯をつかう
高くても40度。
願わくば37.8度以下です。
どうしてか。
シンプルに、湯温が高いほど「脱脂しすぎちゃう」から。
(お皿洗いもお湯のほうが油がよく落ちるのと同じ)
髪の表面、内部には、見た目の潤いや手触りのなめらかさに必要な「脂質」があります。
脂質には
- 毛髪内部に元々備わっているもの
- 肌表面から分泌された皮脂
- トリートメントなどの人工物
に分かれますが、
いずれにせよ脱脂しすぎるとこれらが内部から漏れたり、過剰に剥がれたりして
- パサパサ乾燥
- ごわつき
- 枝毛
などの原因に。
シャンプー選びは注意するのに、湯温に関してはほぼ無頓着っていう方、少なくない。
これではもったいないんです。
セーターだって、洗剤が優しくても、アッツアツのお湯でガッシガシやっちゃうと傷んでしまいます。
シャンプー同様、「湯温」も非常に大切。
是非、意識してみてくださいね!
(お湯の温度まで気をつけてみよう)
あ、
寒くて風邪ひいちゃった…
とは、ならないようにご注意を。
湯舟には、髪をつけない
理由は先ほどの湯温の話と基本的に同じ。
髪を長時間お湯にさらすと、
- 髪表面、内部の脂質の過剰な流出
- カラーの色抜け
などに悪影響。
ロングで毎日お風呂に髪をつけている方は、肩のあたりを境に髪のコンディションが別れていることがよくあります。
髪はまとめて、お湯につからないようにしてみましょう。
最近の過去記事でも触れてるのでこちらもご参考に。
タオルはゴシゴシせずに、ポンポンする
これ結構やりがち。
水分はわざわざタオルでゴシゴシこすらなくても、優しくポンポンっと押さえてあげれば大丈夫。
しっかりとタオルが吸い取ってくれます。
(ポンポンっと優しく押さえてあげよう)
そうすることで、
- 摩擦によるダメージ
を防ぐことができ
- ツヤ
- 手触り
を改善することができます。
毛量が多い方はなるべく、吸水性の高いタオルを用意すると更にグッド!
(しっかり吸い取ってくれるタオルを〜)
前編まとめ
- 洗髪時はぬるま湯
- 湯舟につけない
- タオルはポンポン
難しいことは何一つないですよね。
ちょっとしたことですが、長期的には意外と大きな変化を髪にもたらすかもしれませんよ!
是非試してみましょう。
では、次回より中編、後編と続けていきます。
最後までありがとうございます。
髪のご相談もお気軽にどうぞ!
書いてるひと
かわなべひろき(美容師、ギター講師、和漢薬膳師)