お金をかけずにお家で髪のためにできること。
前投稿の続きです。
あ、前編まだ読んでないって方はこちらから
では参りましょう、、。
普段使いはブラシより、コームを
ドライヤー前やお出かけ前に髪をとく時、毎日使うなら、なるべくブラシよりコームをオススメします。
↑こーゆう、毛がたくさんついてるブラシより、
↑こーゆうコームを、いわゆる「くし」ですね。
コームの方が、髪との過度な摩擦を防ぐことができ、表面のキューティクルを傷つけるリスクを減らせるからです。こうすることで、
- 手触りの劣化
- 毛羽立ちによるパサつき
- 静電気によるホワホワ
を緩和することができます。
ですがこれは決して「ブラシは髪に悪いものだ」という意味ではありません。
元々の髪質が丈夫な方は毎日ブラシでも問題ない場合もありますし、ブラシはコームに比べ1度にたくさんの髪を引っかけることができ、まとめ髪やセットをする時に便利です。
あくまでも、普段から髪のダメージや手触りが気になるという方でブラシを毎日使っている方は、コームへの持ち替えをオススメします。
(ちなみにこれ、私の推しコーム)
使うコームに関しては、
- 目の粗いもの
- 静電気が立ちにくい素材
が良いです。
その辺、もっと詳しく知りたい方は、過去記事をご参照ください。↓からどうぞ。
ドライヤーできちんと乾かす
濡れ髪は乾いてるときに比べて摩擦(引っかかる)が起きやすいです。
これも
- 手触りの劣化
- からみ
- 枝毛
などの原因に。
半乾きの髪でそのまま寝たりしてませんか?
きちんと乾かすは、ヘアケアの基本中の基本。
(ちょっとひと手間だけど、髪のために)
乾かし方もコツを踏まえることで、ヘタにトリートメントを一生懸命するよりも髪のコンディションを保てる、つまり
- ツヤ
- クセのおさまり(寝ぐせ防止)
- 手触り
に大きく影響します。
ドライヤーのコツについては、過去記事をどうぞ↓
アイロン、コテは150度以下
これは、使う方のスキルにも関係するので一概には言えないところです。
サッサッサッと手際よくできる方は180度などの高温でも、そんなに神経質にならなくても良いかもしれません。
(手際よく…かぁ…)
もしあなたが、
- 使用頻度はほぼ毎日
- 不器用で手際よくできる自信がない
という場合
なるべく低温。高くても150度程度。
(ダメージヘアはもっと低くていい)
で使うことをオススメします。
(毎日毛先はアイロン使うから、気をつけなきゃ)
これは主に手触りに関して、
- 硬さ
- ごわつき
の防止に有効。
髪は「たんぱく質」でできており高熱にさらされ続けると硬くなります。
「生卵」に熱を入れた「ゆで卵」「卵焼き」は、硬くなっているのと原理は同じです。
中編まとめ
- 普段使いはブラシよりコーム
- ドライヤーできちんと乾かす
- アイロン、コテは150度以下
ヘアダメージというと、なんかこう…「カラーやパーマなどの美容室で薬剤を使ったメニュー」をすぐイメージしてしまいがちですが、
普段の生活の中にもこんなにたくさん隠れているんですよね。
しかも、それが気付きにくい。
多くの方が、本当のところを知らない場合がほとんどで、
むしろ、髪に良かれと思ってやってたことが実は傷めてたってこと、よくあるんです。
では、次回はラストの後編…。
最後までありがとうございます。
髪のご相談も、お気軽にどうぞ^ ^
書いてるひと
かわなべひろき(美容師 和漢薬膳師 ギター講師)