髪の毛がホワホワ広がる…ゴワゴワする…
毎日手入れはしっかりしてるつもりなのに…
と、お悩みの方、今日は原因の1つであり意外と盲点になっていることについてお伝えします。
(毎日手入れやってるのになぁ…)
結論から
ブラッシングし過ぎ
これです。ちょっと詳しく解説しますね。
(ブラッシング…??)
髪をとく道具
髪の毛をとく道具も色々。ブラッシングは、その名の通り「ブラシ」を使います。
ブラシって例えばこんなの。
それぞれの細かい違いは割愛しますが、要は歯ブラシみたいに毛がワシャワシャーって生えてる道具。
(こんな風に毛がワシャワシャ〜って)
いっぽうで「コーム」と呼ばれるものがこれ
「櫛」と言われて一般的にイメージするような道具のことですね。
(こんなの)
普段使い、できれば粗目のコームを
それぞれ役割が微妙に違うのですが、お客さまがお家で日常的な髪の手入れにつかうなら、「ブラシ」ではなく「コーム」が断然オススメです。もっと言うと、目の粗いコームを。
(上より、目の粗い下の方がおすすめ)
なんで粗目のコームが良い??
まずブラシ。
髪をとく「ブラシの毛」が多いことから、髪が絡みやすかったり、表面のキューティクルに傷をつけやすい。お肌で言うところの引っ掻き傷のようなダメージを作りやすいのです。
以前、お客さんに「絡んだ時どうしてますか?」と聞くと
「強引に引っ張ってぶちぶちなってますよ、あはは」
という、ファンキーかつトリッキーな答えが返ってきたことがありますが、まさかそんなことやってませんよね??アカンでごわすよ〜!
(引っ掻き傷を作りやすい)
ブラシはどちらかと言うと、バッチリセットするべき時の毛流を作るときに役立つので、毎日のお手入れには不向き。
次に、目の細かいコーム
(この画像だと上がそれ)
コームも目が細かくなると、髪が引っかかりやすい。また、髪を引っ張る力が強くなります。短い前髪に使う程度は差し支えないですが、肩につく以上の長さを綺麗に保ちたい場合にはちょっと注意が必要!
というような他の道具との比較を考えるときに、「目の粗いコーム」がオススメです!(あくまで普段の髪のお手入れにおいてですよ)
(引っかかりや、引っ張る力が他の道具に比べて優しい)
コームの使い方に関しては近々、別記事を用意しますね^ ^
おわりに
実は最近、あるお客様の髪に「あれ?」という質感の変化を感じました。
「この頃お家でブラッシングしっかりやってませんか?」
と聞くと
「どうして分かったんですか?」
と、ビンゴ。
(そうそう、最近しっかりやってたの…)
お客さまの中ではもっとしっかり髪を労ろうと、良かれと思って一生懸命ブラッシングをしていたそうですが、これが良くなかった…。髪の表面が傷ついてしまったようで、以前よりごわつきや広がりを感じましたので、改めてアドバイス差し上げました。
大事なのはまずは「知っている」ということ。まずは知って試してみて、綺麗な髪を保ちましょう!そのサポートができればと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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書いてる人
かわなべひろき (美容師、在宅系音楽家)