美容室で「ダメージしないカラー」と言われて染めたのに、髪が傷んだ気がする…
と、いうあなた
気のせいかな…?
と気になる方に、今日は「ダメージしないカラー」についてまとめます
結論から
カラーをしてダメージしないことは、あり得ません
カラー剤やその使い方によって、ダメージの「程度」に差があるだけです
巷では、「まったく髪が傷みません」との触れ込みでカラーのメニューを打ち出している美容室さんもあります。
私はこの点にいささか懐疑的。というか「ウソじゃんそれ…」と思っています。
言葉を選ばずに言えば、あなたも騙されないように気をつけてください
(マジスカ!?傷むんすか!?)
0か100かみたいな話にご用心
カラーはダメージが弱いものから強いものまであります。
これは、
- どんなカラー剤を使うか
- どのように使うか
によって、決まります。オーダーやそれによる美容師の薬剤選定、塗布技術によってダメージの度合いは変わります。
そして、ダメージの程度に差はありますが、「傷まない」ということは決してありません。
「傷みません」と言われるとお客さまからしたら、まるで「ダメージが0なんだ…」という風に受け取ってしまいかねません。
いざ染めるとカラー仕立ての時はそんなに気にならなかったにせよ、数日経つと手触りや見た目の劣化を感じ「あれ…?話が違うくない…?」と、なることがある。
大事なのでもう一度言いますが、
カラーをして傷まないことは、あり得ません
傷みの程度に差があるだけです
「傷む」か「傷まない」かという、そういう単純な話ではないのです。
(どれくらい傷むかは、カラーによって変わる)
カラーのダメージに気を付けたいなら
施術前のカウンセリングでの美容師さんを、よく見てください
(話をきちんと聞いてくれるかな…)
カラーをしたいお客さまのオーダーの「中身」は人それぞれ。
- ガラッと全体の雰囲気を変えたい
- なるべくダメージさせずに染めたい
- 先々パーマもかけたい
- 明るさ、色味重視
色々あります。
カウンセリングで美容師がきちんと
あなたの場合は、何を優先してカラーをしたいのか?
を、聞いた上で提案してくれるかどうか、を見てください。美容師側が質問で引き出してくれると尚良いですね。
もし、ダメージさせたくないことが優先なら、あなたにとっての最適な提案があるハズです。
- 今はこれが流行りだから
- 最新のダメージしないカラー剤だから
という、安直な理由だけで決めてしまう美容師さんに、大切な髪を任せるのはオススメしません。
一緒に「あなたに合うカラー」を考えてくれる美容師さんに任せましょう
どこで染めたらいいのかお悩みの方は、ご相談もお待ちしてます。
それでは、最後までありがとうございます
書いてる人
かわなべひろき(美容師)