先日、初めてのお客さま
「以前、傷まないというブリーチをしたんですが、後日おなじ店で縮毛矯正をかけようとしたら、傷んでるからやめといた方がいいですと言われました」
と、ご相談受けましたのでこれについて思ったことをまとめます。
(え?傷まないって言ってなかった?)
結論から
傷まないブリーチはありません
みなさん、どうかこの点しっかりご理解ください。
「え?じゃあ、傷まないブリーチって嘘ってこと??」
と疑問に思ったあなた。
その通りです。残念ながらそれはウソです。
繰り返しですが
傷まないブリーチはありません。全部傷みます。
本当に傷まないんだったら、ブリーチ後の縮毛矯正断る理由が無いじゃないですか。
(えー…がっかり〜…)
傷まないとか、ダメージないとか…
髪をなるべくダメージさせたくないとお考えの方にとって、美容室のメニューで、
- ダメージがない
- 傷まない
というふれ込みはとても魅力的に映ると思います。
が、気をつけないといけないのは、
- そんなことは、ありえない
ということで、本当のところは
- 傷みの程度に差があるだけのこと
です。
これは、美容師が
- どんな薬剤や道具を
- どのように使って施術するか
が、仕上がりの分かれ道であり、それによって
- 100傷むのか…
- 50傷むのか…
- 10しか傷まないのか…
という、「傷みの程度に差」が出るだけです。
(ぶっちゃけ、美容師さん次第…)
これらを踏まえて気をつけたいこと
この先、いくつかのメニューを続けていきたい場合事前に確認しておくことです。
本来ならば美容師側が、時と場合によって例えば
- 縮毛矯正やパーマの予定があるなら、ブリーチよりも、これくらいのカラーが…
- 縮毛矯正をかけた場合、先々パーマをかけたくなった時に…
などの先々まで考えた説明や提案を差し上げるのが当然ですが、そういった話が無い場合には必ず聞いておきましょう。
- ブリーチしたら、矯正できますか?
- カラーしたらパーマできますか?
などなど、あなたが気になる点は事前確認した方が安心かと思います。
冒頭のお客さま、
「傷まないブリーチって聞いていたから、てっきり縮毛矯正もかけられると思っていた…」
とのことでしたが、あとで、
「いや、ブリーチで傷んでるから…」
と断られて、
「なんやねんそれ…話めちゃくちゃやん…」
ですよね…。
こうならない為にも、事前確認はしっかりしておきたいところです。
(心配ごとは質問しよう)
それでは、最後までありがとうございます。
書いてる人
かわなべひろき(美容師 ギター講師)