毎日シャンプーで頭皮をゴシゴシゴシゴシ。
って、洗ってませんか?「シャンプーは頭皮を洗うもの」と思っている方が少なくないので、今日は私おすすめのシャンプー方法を。
ちなみに、この方法に変えたお客さまからは、
「手触りがサラサラになった!」
「指通りが軽い!」
「ドライヤーで速く乾くようになった!」
と、ご感想たくさん寄せられてますんで、試してみてくださいね。
(ちょっとしたやり方の違いが、大きな差を…)
結論から
シャンプーでは、
- 髪をもみ洗いして、充分にすすぐ
- 頭皮はそんなにゴシゴシしなくて大丈夫
です。
ちょっと解説します。
なぜ頭皮より髪を洗うのか?
これは、人にもよるんですが毎日、
- リンス、トリートメントを使う
- オイルを使う
- スタイリング剤(ワックスなど)を使う
方って、少なくない。あなたはどうですか?
そしてこれら、少々乱暴にではありますが、一括りにまとめると、全部「油」なんです。
これに対して、シャンプーは「洗剤」
食事で使ったお皿を考えれば分かりやすい。
洗うときにしっかり油を落とさないと、次使うときヌルヌルが残りますよね?
それが、毎日繰り返されると、どんどんヌルヌルヌメヌメがひどくなる。
髪も、これと全く同じことが起こります。
初めてご来店のお客様は、こうなってることが少なくないです。
(洗い残しの目立つお皿のような髪に、なっていませんか?)
油が髪に残るとどうなる?
- 手触りが悪い
- ベタつく
- ドライヤーで乾きにくい
- カラーで染まりにくい
- パーマ(縮毛矯正)がかかりにくい
など、美容室での仕上がりにまで影響がでます。
(うわぁ…私の髪、大丈夫かな…)
頭皮はそんなにゴシゴシしなくても大丈夫
正直、日々の汚れ(ホコリや皮脂)はお湯だけでも充分に洗い落とすことができます。
シャンプーで頭皮をゴシゴシし過ぎると、「洗い過ぎによる乾燥」を招くことがあり、
- フケ
- 皮脂の過剰分泌によるベタつき
のリスクが高まります。
(ベタつくのは、洗えてないんじゃなくて、洗い過ぎが原因の場合も多い)
つまり頭皮は、本来お湯だけでも充分なので、シャンプーは軽くマッサージする程度でOK。
成分の残留を防ぐために、すすぎを充分にしましょう。
(頭皮は、お湯だけでもいいくらい。シャンプーはしっかりすすぎましょう)
洗う手順
- シャンプー剤を髪につけて、よく泡だてて優しくもみ洗い(髪をクレンジングするイメージ)
- 残った泡で頭皮を優しくなでるようにマッサージ
- 充分にすすぐ
よく泡だてたほうが良いです。泡がクッションになり髪の摩擦によるダメージを軽減してくれます。
頭皮は、お湯で流すだけでもぶっちゃけ大丈夫ですが、「それだとなんか物足りないよ!」という方が大半。優しくなでるようにマッサージしましょう。
髪と頭皮にシャンプーが残留しないようによくすすぐ。お肌への負担をかけない為です。
ここまでやって、リンスやトリートメントを使用する場合は毛先に薄くのばすイメージで使いましょう。これもすすぎは十分に。
以上の点を踏まえると、普段油の残っている髪の方は、
- 指通りが軽い
- 手触りサラサラ
- ドライヤーで乾きやすい
ことを、実感できるはずです。試してみてくださいね。
(確かに調子良い〜!)
それでは、最後まで読んでくださりありがとうございます。
書いてる人
かわなべひろき(美容師 ギター講師)