こんにちわ。鹿児島でお仕事させて頂いてます、美髪美容師かわなべひろきです。
カラーをするとかぶれる、かゆくなる
頭皮がピリピリ痛くて心配
アレルギーと言われたけど染めたい
そんな時はどうすれば良いのでしょうか？
今回はこれについてまとめます。
まず始めに
ヘアカラーにはいくつかの種類がある事をご存知ですか？代表的なもので
- アルカリカラー
- ブリーチ
- ヘアマニキュア
- ヘナ
- ヘアマスカラ、スプレーなど
があります。
一般的に「ヘアカラー」（白髪染めも）というときそれは、アルカリカラーのことです。
（薬局などで手軽に買えるものもアルカリカラーが多いです）
そして、これから記していくことも、このアルカリカラーのことが主です。
先に結論を
皮膚科でアレルギーの診断を受けたら、カラーはやめましょう。
いや、ちょっと痛いだけだから、かゆいだけだから、大丈夫…。という自己判断はキケンです。
アナフィラキシーショックと言って、頭がパンパンにふくれ上がったり、呼吸器系に異常が出たり、重篤な症状に見舞われる可能性も常に孕んでいます。
その他の方は、
アレルギーになる防止策として、「痛い」「かゆい」などの自覚症状があるなしに関わらず、頭皮に薬剤がつかないように施術してもらいましょう。
予防が一番大事です！
僕は頭皮につかないようにカラーをしますが、「初めて痛くなかった」「違和感なかった」と、ご感想いただくことが多いです。
カラー剤もつかい方１つで、そのリスクを下げることができるんですね。
（アレルギー発症したらやらないように！）
ではなぜ、痛みやヒリヒリするのか、またアレルギーになるのか簡単な知識はあって損はないので続けていきます。
カラーの前提
カラー剤は非常に頭皮に対して悪い薬剤です。
ハッキリ言って毒物です。
そのヤバさに対しての一般的な認識がとても低いように感じられます。
（薬局でも手軽に買えちゃうくらいだもんね）
カラー剤に含まれる危険な成分
脱色や染色の際に以下のような化学物質の力が必要となります。
アルカリ剤
髪の毛の表面のキューティクルをパッカ〜ン開いて、薬剤が中に浸透しやすくするはたらきがあります。
肌にべったりいくと化学熱傷と言って、肌が溶けます。当然、ピリピリや痛みの元の１つと言えます。
過酸化水素
髪そのものが持つ色素メラニンを破壊して脱色したり、染料の発色を助けるはたらきがあります。
肌に対しては、接触皮膚炎などを起こすリスクがあります。かぶれたりただれたり、ですね。
ジアミン
染料に含まれる色素をコントロールするはたらきがあります。
アレルギー物質であり、これのためにカラー剤のアレルギーを引き起こす方がいらっしゃいます。オシャレ染め、白髪染めそのほとんどに含まれます。
これの代用としてパラアミフェノールという名称の物質が含まれる場合もあります。
（ほんと、結構ヤバいんだね…）
おわりに
簡単ではありますがまとめてみましたが、とは言え、カラーしたいじゃないですか？
ですから、一番安全にカラーできる方法が、頭皮につけないということになるんです。
アレルギーを発症した方は、染まりや色持ちは劣るもののヘアマニキュアやヘナといった選択肢も残されています。
僕も、引き続きリスクを遠ざけつつ、ヘアカラーを楽しむお手伝いができればと思っています^_^
それでは、最後まで読んでくださりありがとうございます。
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書いてる人
かわなべひろき （美容師、在宅系音楽家）
⚪︎勤務先 鹿児島 中央駅ちかく 美容室粧屋（めかしや）
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