髪を短くしたらオバサンになった…
どーしたらいいの…
髪型ひとつで印象は変わります。特にショートにしたことで「オバサンみたいになった…」という女性のご新規様の相談はよくあります。
今日はこれについて触れます。
(ショートにしたら…うわーん…)
結論から
ショートのオバサン感は何故起こるか?
- シルエットが四角く頭が大きく見える
- ウェーブが強い
- 見た目がパサついている
- 髪色が明るすぎる
あくまでも「傾向として」ですが、大きくはこの4つが原因です。
複合的な場合がほとんどで、お悩みのあなたも該当する部分あるのでは?
では、一つずつチェケラしていきます。
(今日も半目でチェケっていくよ〜)
シルエットが四角く頭が大きく見える
くせ毛やパーマスタイルの方は特に、四角シルエットオバサンになってしまいやすいので注意です。
例として図を。
分かりやすく少し大げさに書きましたが、こーゆうことです。
左右で、髪型のシルエット違いますね。
- 左は四角く頭が大きく見える
- 右は丸みがあって卵型に見える
左はいかにもオバサン、って感じしません?
基本的にこれは、カットが原因。
- 髪質
- 骨格
- レイヤーの入れ方
を、正しく踏まえたカットと、それにプラスして必要な場合は
- スタイリング剤
で仕上げることで、防げます。
ウェーブが強い
パーマであれ、くせ毛であれ、
ウェーブは強い方がよりオバサン感が出てしまいがちです
極端な例ですが、私も大好きなダウンタウンの「ガキの使い」に度々登場するおばちゃん
「THE オバサンの象徴」みたいなグリグリパーマのショートですが、こうゆうこと。
とは言えこれは、カットによるバランスの作り方次第で見え方は大きく変わりますから、優先度で言うと低い方ではあります。
見た目がパサついている
パサパサボサボサの何がいけないって、
- 手入れされていない感じ
- 清潔感のない感じ
で印象が下がることにあります。これはオバサンぽさとも無関係ではありません。
1番手っ取り速い解決法は
- スタイリング剤を使う
- ヘアオイルを使う
です。
あなたの髪に合うモノを使うことが必要ですが、自分で選べない方は美容師さんに相談しましょう。
私も現場では、お客様の髪ごとにピッタリのモノをオススメしています。
トレンドや売れ筋のモノが、必ずしもあなたの髪に合うという訳ではないので、量販店でも購入前に試せる場合は一度髪につけて質感を見てみましょう。
(髪の質感を上げる強い味方、スタイリング剤)
髪色が明るすぎる
髪色を明るくし過ぎると、一概には言えませんが、人によっては
頑張って若作りしてる感
が出てしまうことがあります。
これはもう、「その人の持ってる雰囲気による」としか言いようがないのですが、同じ明るさの髪でも
- 若く見える人
- 老けて見えてしまう人
がいます。
この一点だけでも掘り下げると結構なボリュームになるので今回は詳しくは割愛します。
ちなみに、私の個人的な感覚ですが、
大人世代(20代後半〜)の女性は
- 基本的に8レベルくらいまでの明るさ
がよく似合う方が多く、
- 例外的に10レベル以上の明るい髪が似合う
方がいらっしゃるという感じがします。
暗めが無難と言えば無難。
(レベルの数字が大きくなるほど明るい)
とは言え、お客様の好みもあるので、この辺は美容師さんとよく相談しましょう。
おわりに
今日は、ポイントとして4つ挙げましたが、これはそれぞれ「独立した形ではなくお互いに影響し合って」います。
例えば
- 明るい髪色はパサついて見えやすい
- パーマは広がって頭が大きくなりやすい
- カットのすき方ひとつでボサボサになりやすい
などなど。そして、なんやかんや言っても1番重要なのはカットです。
私は「センス」や「感覚」といった曖昧なものではなく、今日お伝えしたような理論を踏まえた上での施術を大切にしたいと考えています。
お悩みの方はご相談ください。
あと、オバサンではなく、オッサンになってしまわないか心配な方もいらっしゃるのでそれについては過去記事をご参照ください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
書いてる人
かわなべひろき(美容師 ギター講師)