鹿児島の美容室から

鹿児島市荒田「美容室かわなべ」のブログ

【雑談#03】そのまま受け入れることと、ストレス

タイトルがおもくそ自己啓発本みたいなムードを醸している今回の雑談ですが、よく思うんですよね。

 

誰かの行動や言葉、あるいは出来事を、そのまま受け入れることの難しさ。

主観で評価することなく、客観的な事実をそれとして、ただ受け入れることの難しさです。

 

これだけだと、「ちょっと何言ってんのかわかんない」ってサンドウィッチマン的なことになるので、例えば…

「あなたのことをAさんが褒めてたよ」

と、言われたとして

 

これをそのまま受け入れるなら

「そうなんだね。ありがとう」

こんな感じです。

 

ところが、

「いやいや、自分なんて全然そんな褒められるような人間じゃないですよ」とか

「あの人はなんでも褒めるから、信用できない」とか

そんな風に、無意識に僕たちは自分や他人、あるいは物事を主観で評価した形で、受け入れています。いわるゆ、「バイアスがかかる」ってやつ。

ほぼ脊髄反射だから気が付きにくいけども。

 

そのまま、ありのままを受け入れる姿勢ってのは、自分の人生を楽観的に生きる上で役に立つ、と僕は考えます。

ストレスは出来事ではなく、往々にして「評価する自分」が生み出すから。

 

例えば、雨が降りました。

「あぁ…嫌だ。憂鬱だ」

これも、雨に対する自分の評価。そのまんま「雨降ってるなぁ…」だけでいい。

 

人に対してはなおさら。不機嫌なひとがいたとして、「機嫌なおしてくんないかな…こっちもイライラしてくる…」との思いからご機嫌取りをするよりも、「不機嫌だなぁ…」とそのままに受け入れて近づかずに済ますことができれば、なるべくストレスを受けずに済む。

 

と言っても、バランスが大事で一切の評価をやめるとなれば、自分の嗜好や思考も分かりませんし、それ無しでは自分の視点で何かを語ることはできなくなる。バランス、大事。

 

僕はいつも、深刻にならずに楽観的に幸せに生きていきたい、と思っています。それを実現するため必要なことは何かに、日々考えを巡らせています。

「そのまま受け入れること」は、その為の1つの知恵。

「何かに対しての自分の評価」が、自分のストレスを呼び起こすくらいなら、それをやめてただ受け入れる。

「そういうもんだよな、まぁいいか」くらいのノリで。そうやって、ちっとでも気楽に生きていこうか、などと思うんです。

 

今日の雑談は以上。

それでは、また。