キレイな髪、元気な髪は、健康的な食事が不可欠。
今日は、タイトルでネタバレしてますが「魚を食べよう」って話をしていきます。
魚、すげぇよ
以下のような疾病の予防に役立ちます
- 動脈硬化
- 高血圧
- 高脂血症
- 視力低下
- 心疾患
- 認知症
それから、
- 免疫機能向上
- 抗酸化作用(アンチエイジング)
などの働きもあります(農林水産省の資料を参照してます)
ここに挙げたものはほんの一握りで、その他さまざまな機能があります。
生活習慣病や老化の予防にとても効果的で、めちゃくちゃ安易な表現を許してもらえるならば、「体に良い!」のです。
体に良いってことは
髪にも良いってことと同義です。髪も体の組織である以上、健康と切り離して考えることはできません。
実際、病気になって、ストレスによって、食生活の乱れによって、髪が痩せたり抜けたりする事例は現場でもよく見ます。
私は髪の専門家の立場から、「髪のために魚を食べよう!」とお伝えしたいのです。
(ありがたき、お魚さんのお恵み〜)
魚に含まれる栄養素「オメガ3脂肪酸」
体のさまざまな働きを支えてくれる栄養素オメガ3脂肪酸(DHAやEPA)。魚にたくさん含まれています。
美容の面で言うと、肌、髪、ツメのハリツヤ、潤い、しなやかさ、にとって不可欠。
もはや「食べるトリートメント」
逆にこれが足りないとなると…、ご想像の通り。
DHAやEPAはサプリメントなども広く出回っておりますが、手近なところでまずは「食事」から心がけてみるのもいいですね。
ちなみに、以前ブログで紹介した「髪がキレイになる、くるみのレシピ」。効果を実感されてるお客様がむちゃくちゃ多いのですが、「くるみ」にもオメガ3脂肪酸がたくさん含まれており、今日の話と通じるものがあります。
レシピは↓です!
どんな魚がいいの?
スーパーでも手に入りやすいオススメお魚は、
- マグロ
- いわし
- ぶり
- さば
- サケ
- 真鯛
- アジ
- サンマ
など。とは言えこれらに限らず、旬のものをバランスを考えて食べるといいです。また、調理法としては、
- 刺身
- 焼き
- 煮つけ
がオススメ。フライは油分が多くなりがち。
それと、塩分が気になる方は「干物」も摂り過ぎには注意です。あくまで、「摂り過ぎ」には注意!
(煮魚定食、美味しいよねぇ)
なんで急に魚の話を?
先日、出先である女性にお話を伺いました。
ご年齢がなんと、98歳。驚いたことに、耳もしっかり聞こえ、会話が非常にスムーズ。それって思考力もしっかりしてらっしゃる証拠ですよね。
そして、98歳にして自分の足で歩いてる。手押し車を使うとは言え、近所を1人で外出できるくらいには足腰もしっかりしておられ、ビックリしました。大正のお生まれで、もはや貴重な「生きる歴史」。
「ご健康の秘訣はなんですか?」と聞くと
「ほとんど毎日、刺身を食べるの。それと、毎日歩く」
と、おっしゃってました。説得力がハンパじゃない。何せ98歳の方がおっしゃるんだから。「はぁ!そうなんですね!」と脱帽。
もちろん、食事だけじゃなくさまざまな要因で、今のご健康があることは百も承知の上ですが、大きなヒントになるお話。
そして、私のお客さまの医療従事者の方にこの話をしましたところ、
魚に含まれる脂質や栄養素の観点から、健康な体のために魚食はとても効果的だということ。「血管」の健康、つまり動脈硬化の予防に適した食べものとの事です。
(あたしゃ、刺身食べてきたから元気なんだよ〜 98歳女性談)
肉がダメってことじゃない
今日の記事では魚を推しましたが、だからと言って「肉がダメ」って話ではないのでそこは誤解のなきよう。お肉にはお肉の良いところ、たくさんありますからね。魚だけ食べてればOK!って話でもない。
なにごとも、バランスが大切。現代はどちらかというと、魚より肉の消費に大きく偏っている傾向があります。
普段、あまり魚を食べる機会が無いな…という方、毎日の食卓に少しずつでも増やしてみるのも良いかもしれません。健康のため、髪のために。
それでは、最後までありがとうございます
書いてる人
かわなべひろき(美容師 和漢薬膳師 ギター講師)