美容室や美容師によってもまちまちなんですが、
髪が濡れた状態でカット、
乾いた状態でカット、
なんか意味や違いがあるのかなぁ…?
と不思議に思った経験ある方もいるのでは。今日はこれについてチェケラー参りましょう。
(なんとなく、気になってたんだよね…違いがあるの?)
こんな違い
- カットする髪の引き出しやすさ
- 仕上がりの確認のしやすさ
- カットした毛先の傷みやすさ
- くせの見極めやすさ
などにおいて、それぞれ向き不向きがあり、どちらが良い悪いではありません。
ちなみに、濡れた状態でを「ウェットカット」、乾いた状態でを「ドライカット」とそれぞれ呼びます。
(ウェットカットと、ドライカットて…そのまんま過ぎ〜)
以下、かわなべの個人的なカットの使い分けについて、それぞれ触れておきます。
ウェットカット
濡れた状態でのカット。こんな利点が
- 切り口が傷みにくい
- カットする際、髪の毛を引き出しやすい
簡単に言うと、枝毛になりにくかったり、スピーディーにカットしやすい特徴があります。
量感調節前の髪型の基盤を作り上げる「ベースカット」を行う際に向いています。
ですから、一般的には、まずウェットカットを先にしてその後ドライカットに移ります。(例外あり)
(へぇ〜、いろいろあるんだねぇ〜…)
では、続いてドライカットについて
ドライカット
乾いた状態でのカット。こんな利点が。
- くせ(ボリューム)をそのまま確認できる
- 仕上がりを見つつ細かく調整できる
ですから、細かい量感調節、毛先の馴染ませや、スソの質感調節、などをしやすい。
特に、くせ毛は濡れているときと乾いているときのくせの出かたにギャップが大きい方もいるので、髪によってどこまでウェットで、どこからドライでカットするかは変わります。
(わかる〜、乾くとくせで左右非対称になったりするもん私…)
まとめると
ですから、イメージとしては、ウェットカットで髪型の基本的な部分をほとんど作った後、ドライカットで量や質感の細かいところを整える。
ですから、どちらが良い悪いではなく、それぞれの利点を活かして使い分けているんです。
(どちらが、良い、悪い、ではないのだ!!)
ちなみに、僕個人のことですが、当ブログでも髪のお悩みについて発信していることもあって「くせ毛」のお客さまがとても多いです。
くせ毛の場合は「ドライカット」の時にくせの出方を見つつ細かくカットしていくと、仕上がりを少しでもバランスよく扱いやすく作ることができます。濡れているときとは、だいぶ変わりますからね、くせ毛は。ご相談はお気軽にどうぞ!
それでは、最後まで読んでくださりありがとうございます^ ^
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書いてる人
かわなべひろき (美容師、在宅系音楽家)