海やプールって髪に良くないし、カラーも落ちるって本当ですか?
についてチェケラーしていきましょう。
(夏くるで〜)
結論から
傷むし、カラーも抜ける
これは本当です。ただし、できる対策はあります。順を追って説明します。
(そうかぁ…でも何でかなぁ…)
なぜ、傷む?カラーが抜ける?
- アルカリによるダメージ
- 塩分によるダメージ
- 紫外線によるダメージ
などが主な原因。1つずつチェケラーしましょう。
(海辺でキメてみた筆者)
アルカリによるダメージ
海水は水道水と異なり、弱アルカリ性。
髪の毛はアルカリに傾くと、キューティクルがパッカーん開きます。これによって、毛髪内部のカラーがポロポロこぼれ出してしまう。つまり退色を招きます。
また、アルカリそのものに微弱ながらタンパク質(髪の組織)を溶かしてしまう力もあり、パサつきを招きます。
また、プールにおいても消毒用の塩素の濃度によっては同じことが起こります。これはプールによる。塩素の臭いキッツいところは黄色信号です。
(アルカリって、髪に良くないんだねぇ…)
塩分によるダメージ
これは主に海での話。
塩分って、水分を奪い取る働きがあるんですよ。例えば、きゅうりを塩もみすると水分抜けてしんなりするでしょ?あれは塩分に水を奪われた結果。
(水分抜けてしんなり〜〜)
これが、毛髪内部の水分を奪い取って潤い不足を招くことにつながります。
また、塩の結晶って結構尖ってるんですよ。
(尖ってるねぇ…)
これが髪のスキマスキマにたくさん残ってるときに摩擦を起こしたら、引っ掻かれるような形で髪表面が傷つき、ツヤ、手触りの劣化を招くことになります。
紫外線によるダメージ
お肌も紫外線浴びすぎると、ズル剥けになることがあるように、髪の毛も紫外線によって傷つきます。
紫外線によって傷つけられたキューティクルが剥がれてしまうと、手触りや質感の劣化もさることながら、カラーの退色も助長されます。
(夏の日差しにご用心!)
対策
- 水で丁寧に海水(プールの水)を洗う
- 外出時は帽子をかぶる
- クエン酸水溶液をスプレーする(プールの後は除く)
上の2つはそのまんまですね。
(真水でしっかり流して、帽子の着用も)
クエン酸水は、酸性の力でアルカリに傾いた髪を中和してくれる働きがあります。
丁寧にシャワーで流したあとの仕上げに、霧吹きなどで髪にまんべんなくふりかけてすすぎましょう。これによってキューティクルをキュッと引き締めることが出来ます。ちなみに、クエン酸水は、温泉の後にもオススメ!
(プールの後は塩素と反応する可能性あるため、使わないこと!)
作り方に関しては近いうちに別記事を準備しますね。
とゆーことで、皆さん髪をいたわってステキな夏をお過ごしくださいまし!
最後まで読んでくださりありがとうございます^ ^
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書いてる人
かわなべひろき (美容師、在宅系音楽家)