シャンプーを買いに出かけて、
種類多すぎ…どれを選んだらいいのか分からん…。値段も色々だけど結局何が違うの…?
よく分からないのでとりあえずCMで見たことのあるシャンプーに、手が伸びてしまうという方は多いようです。
高いシャンプーと安いシャンプーって違いは何ですか?
一般的にはこう言う事ですよー、ということでまとめてみます。
シャンプーの中身って…
どうなってるかご存知ですか?
大まかにこんな感じで色々入ってます。
- 水
- 洗浄剤
- 保湿剤
- コンディショニング剤
- 防腐剤
- 酸化防止剤
- 香料
- 増粘剤
- ph調整剤
などなどです。
(ちょい待ち…ごっつややこし…)
ですね…
ここでは、何が言いたいかっていうと、
色々入ってるってことですね。(ざっくり〜)
そして高いのと安いの、それぞれの間では主に「洗浄剤」の違いが顕著です。
洗浄剤の違い?
実はシャンプーの洗浄剤にも色々ジャンルがあります。
(食用油にもサラダ油、オリーブ油、ゴマ油など色々あるのと似てます)
基本的に、この洗浄剤のジャンルによって価格帯が変わります。(例外あり)
シャンプーボトルの裏に記載の成分一覧。
「水」の後に続く洗浄剤の名前(アンダーライン引いてるとこ) が、価格帯が同じだと似通っている事が多いのです。
(ジャンルってどんなものがあるのかなぁ…)
代表的な洗浄剤のジャンルとして
- 高級アルコール系
- 石鹸系
- アミノ酸系
- ベタイン系
などがありますが、安価なシャンプーのほとんどが、「高級アルコール系」の洗浄剤が使われています。
(ここでの高級は、上等品という意味とは違います)
一方で、
「アミノ酸系」「ベタイン系」
などは、価格帯が上がってきます。
それって具体的にどう違うの?
それぞれの特徴を簡単に2つずつ。
(詳細は改めて記事にします)
「高級アルコール系シャンプー」
- 洗浄力がバリッバリ強い
- 皮膚刺激性も強い
スタイリング剤や皮脂をごっそり落としてはくれるけど、髪と頭皮への刺激がなぁ…敏感肌の人は要注意ってとこです。
「石鹸系シャンプー」
- 洗浄力がやや強い
- 肌に残留しにくい
しっかり汚れを落としてくれるけど、高級アルコール系ほど、肌への刺激の心配が少ない。乾燥が気になる方にはあまりオススメしません。
「アミノ酸系シャンプー」
- 洗浄力が弱い
- 肌への刺激も少ない
髪と頭皮を優しく洗いあげる事ができます。
使うモノによってはスタイリング剤やヘアオイルが落ちにくいです。私的には1番のオススメがアミノ酸系です。
「ベタイン系シャンプー」
- 適度な洗浄力だが肌への刺激が少ない
- 値段が高い
アミノ酸系とおなじくお肌への負担が少ないながらも、よりしっかりと洗いあげる事ができます。
(色々あるんですね…)
結局、高いシャンプーの方が良い?
品質と価格はある程度比例します。
薬局などで手に入る、ボトルで数百円程度のものはオススメできるものがほとんどないのが実際ですが、
安いから絶対ダメ、高いから絶対良い、とは一概に言えないのが実際のところです。
肌質、髪質、スタイリング剤やアウトバストリートメントを使うか否かなどの生活習慣によっても、その人に合うシャンプーというのは違ってきます。
ちなみに、私は「頭皮と髪の健康」をベースにお客さまへシャンプーをオススメしていますが、これも、お客さまの肌質髪質、生活習慣を加味してアドバイスさしあげています。
自分で選ぶのは中々に難しいので、気になる方は、信頼できる美容師さんに相談するのが良いでしょう。
今日のテーマ、安いシャンプー、高いシャンプーの違いを簡潔に言うと、
「入ってる洗浄剤の品質が違う」
というのが主だということで、今日はここまで。
それでは、最後まで読んでくださり、ありがとうございます^ ^
書いてるひと
かわなべひろき (美容師、ギター講師)