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薬膳の基本2、「陰と陽」の考え方

今回は「」の考え方について触れます。

薬膳を実践するにあたっての予備知識として、基本的な部分を押さえて置きましょう。

 

 

陰陽論とは

森羅万象、あらゆる自然界の循環や、人体の機能を「」と「」に分けて見る考え方です。

中国古代より根付く自然哲学であり、東洋思想や医学、薬膳の世界にも活かされています

プラスとマイナスの「極」のようなイメージですね。

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(この太極図、見たことありませんか?陰陽を表現してるんです)

 

陰と陽の特徴

」は特徴として

  • 暗い
  • 冷たい
  • 下降的
  • 内向的
  • 静的

な性質を持ち、対する「」は

  • 明るい
  • 熱い
  • 上昇的
  • 外交的
  • 動的

な、性格を持つ。

人に対しての「陽気」「陰気」という表現も陰陽論から来ています。

 

前投稿の「気・血・水」について言えば、

」は、生命のエネルギーで活動的な性格をもち、「」に属する。

」「」は、「気」の活動的な性格に比べ静的であり「」に属します。

 

その他、身近なものを、陰陽に振り分けるとこんな感じです。

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(こんな感じで振り分けるんですね)

 

体質における陰と陽

体質においては「陽」が強い状態を「陽証

「陰」が強い状態を「陰証」と呼びます。

それぞれ特徴としては、

陽証タイプ

  • 血色がよい
  • 暑がり
  • 声が大きくよくしゃべる
  • 冷たい飲み物をよく摂る
  • 便秘がち

陰証タイプ

  • 顔色が青白い
  • 身体がだるい
  • 声が細くてあまりしゃべらない
  • 暖かい飲み物を好む
  • お腹を下しがち

などが、あります。

あなたは、どちらの比重が大きそうですか?

 

体質の見極めについての詳細は別に記事を用意する予定です。

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(陽証、陰証…どっちだろ…)

 

陰陽と薬膳

陰と陽は、あくまで相対的に見られるべきものです。

たとえば季節でいうと、春と夏はどちらとも陽に属しますが、春と夏の2つの間の比較でいうと春は陰、夏は陽となる。

比較するものが変われば、陰と陽の位置づけも異なることがあるのです。

 

陰陽の間には「絶対的に線引きできる境界」があるわけではなく、どの観点から見るかで、どちらに属するかが決まる。それを「陽証」「陰証」の見極めに活かして体質の判断をします。

 

また、2つに優劣はありません。お互いに響き合いながら1つの状態を形作ります。

 

薬膳では、陰陽それぞれに対応した食材や調理法から心身の健康にアプローチしていきます。

 

では、今日はここまで。

次回は基本編の締めとして、「五行」の考え方に触れていきます。

最後までありがとうございます。

 

書いてるひと

かわなべひろき(美容師 和漢薬膳師 ギター講師)

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