タイトルがおもくそ自己啓発本みたいなムードを醸している今回の雑談ですが、よく思うんですよね。
誰かの行動や言葉、あるいは出来事を、そのまま受け入れることの難しさ。
主観で評価することなく、客観的な事実をそれとして、ただ受け入れることの難しさです。
これだけだと、「ちょっと何言ってんのかわかんない」ってサンドウィッチマン的なことになるので、例えば…
「あなたのことをAさんが褒めてたよ」
と、言われたとして
これをそのまま受け入れるなら
「そうなんだね。ありがとう」
こんな感じです。
ところが、
「いやいや、自分なんて全然そんな褒められるような人間じゃないですよ」とか
「あの人はなんでも褒めるから、信用できない」とか
そんな風に、無意識に僕たちは自分や他人、あるいは物事を主観で評価した形で、受け入れています。いわるゆ、「バイアスがかかる」ってやつ。
ほぼ脊髄反射だから気が付きにくいけども。
そのまま、ありのままを受け入れる姿勢ってのは、自分の人生を楽観的に生きる上で役に立つ、と僕は考えます。
ストレスは出来事ではなく、往々にして「評価する自分」が生み出すから。
例えば、雨が降りました。
「あぁ…嫌だ。憂鬱だ」
これも、雨に対する自分の評価。そのまんま「雨降ってるなぁ…」だけでいい。
人に対してはなおさら。不機嫌なひとがいたとして、「機嫌なおしてくんないかな…こっちもイライラしてくる…」との思いからご機嫌取りをするよりも、「不機嫌だなぁ…」とそのままに受け入れて近づかずに済ますことができれば、なるべくストレスを受けずに済む。
と言っても、バランスが大事で一切の評価をやめるとなれば、自分の嗜好や思考も分かりませんし、それ無しでは自分の視点で何かを語ることはできなくなる。バランス、大事。
僕はいつも、深刻にならずに楽観的に幸せに生きていきたい、と思っています。それを実現するため必要なことは何かに、日々考えを巡らせています。
「そのまま受け入れること」は、その為の1つの知恵。
「何かに対しての自分の評価」が、自分のストレスを呼び起こすくらいなら、それをやめてただ受け入れる。
「そういうもんだよな、まぁいいか」くらいのノリで。そうやって、ちっとでも気楽に生きていこうか、などと思うんです。
今日の雑談は以上。
それでは、また。