美容室行って髪をすいてもらお〜
ってルンルンで出かけてすいてもらった後、自分でシャンプーして乾かしたら、
パサパサ、爆発、寝癖どーーん、まとまらん…
と、困ったことありませんか?
「すいてください」ってオーダー、担当美容師があなたの髪を熟知している、信頼できる方なら何の問題もありません。
でも、初めての担当でどんな技術の持ち主か、わからない相手だったら、割とリスキー。
だもんで、オーダー時のコツを今日はお伝えします。
結論から
すきたい理由まで美容師に伝えよう
これです。
「すく」といっても動機がお客さまそれぞれ。例えば
- ドライヤーの時間を短くしたい
- 広がりを抑えたい
- シルエットをコンパクトにしたい
- 指通りを軽くしたい
- 結んだ時の太さが気になる
- スタイリングしにくい
などなど、様々。
どうしてすいて欲しいのかをきちんと伝えましょう。
なぜなら、あなたの解決したいお困りごとに対して「すくこと」が適切な手段でない場合も多々あるから。
むしろ、すかない方が良い場合だって多い。
例えば、
広がりをなんとかしようと、美容室ですいてもらったら、逆に大変になった…
みたいな話って、結構あるある。
自分の髪質には難がある、と普段から思ってるあなたは特に注意してください(くせ、剛毛、多毛、ダメージなどなど)
(〇〇で困っててすいて欲しいなぁ、と)
更に、リスクを避けるなら
「〇〇で困ってるんですけど、それってすけば解決しますか?」
という質問系で聞いてみるといいです。
これに対しての回答が
- あやふやでごまかされてる感じ
だったら、ヤバいです。急用が入ったフリをして美容室を飛び出すのもアリ。(マジな話)
髪が台無しになるよりよっぽどいいでしょう。
(こりゃヤバい気配しかしない、逃げるぞ!…いやなにこの格好…)
というか、
これらは本来、美容師がカウンセリングの時に
「すいて欲しいのは、どんなことが気になっているからですか?」
と、お客さまに質問して「目的」を引き出すのが当たり前。
お客さまは分からないですもんね?
その上で適切な方法を採って、ご提案差し上げれば済む話です。
ところが、そうなってない(としか思えない)ことが多々…。
何故って、事故みたいな頭になってしまったご新規さまからの相談がよくあるから。
しかもそのほとんどがくせ毛。
(やっぱり逃げとけば良かったよぉ…てか、なんなのこの格好)
「前回なんて、オーダーしましたか?」
と聞くと
「すいてくださいって言いました」
というケースが多い…
ミスというレベルじゃないくらい爆発してる方もたまにいてその場合、修正に結構な時間がかかることも。
台無しになるのは1回のカット
取り戻すには数ヶ月の我慢
こうならない為にも気をつけたいところ。
目的も一緒に伝えたけど
ここに書いてある通りにオーダーしたけど、結果、ダメだった場合の解決策は
- 美容師を変える
です。
それはもう多分、美容師の知識や技量と、あなたの求めるものとの相性が問題かもしらません。仮にできないことがあれば、その詳しい事前説明まで含めて技術です。
これまで納得がいかずにモヤモヤしてる方は、可能なら私にご相談ください。
では、最後までありがとうございます。
書いてるひと
かわなべひろき(美容師、和漢薬膳師、ギター講師)