くせ毛で悩んでるひと、めちゃめちゃ多いですね。思春期の私もそうでした…。
広がるなぁ…おさまり悪いなぁ…
パサつくなぁ…雨の日なぁ…
って、髪のことが気になってすんごぃストレス、みたいな。
始めにお伝えしたい!
くせ毛はどうカットするかで扱いやすさはとても変わります。ほんとに。
私のお客さまの「くせ毛率」は8割を超えます。
「パサつき、手触り、おさまりが、扱いやすさがとても良くなった」
と、ご感想たくさんの私の、施術時の注意点を解説していきます。
(カットで変わるってマジっすか!?)
結論から
- 髪質と相性の良い髪型を選択する
- 髪の素材ごとに、使う道具と使い方の判断を細かくする
- ご自宅で必要な最小限の手間の説明
これ全部とても大事なことなんですが、一つずつ補足します。
髪質と相性の良い髪型
ここの判断をミスると事故ります。
ウケる頭になってしまう…
例えば、
- 軟毛で量も少なめ
- 剛毛で多毛
の方では、できる髪型の選択肢が変わってきます。悲しき現実です。
髪質によって「無理な髪型」って、あるんです。
きゅうり渡されて「これでトマトソース作れ」って言われても、「そら無理!」みたいな感じ。
(素材と完成品の相性があるのね…)
まずは、あなたのご希望を伺って、そのスタイルとあなたの髪質との相性を見ます。
ここでNGな場合もたま〜にあります。
その際は、理由をお伝えして他の選択肢をご提案します。
カットした後で「あぁ…こんなハズでは…」とならないように、あなたの髪質に合ったスタイルを一緒に探しましょう。
使う道具と、使い方の判断
今までにこんな、経験ありませんか?
カットしたその日は美容室で仕上げてもらったから良かったけど、一回シャンプーしたらもう手に負えん……
みたいな。
この点は、カットの主に「すき方」によっても、大きく変わります。
すき方においては
- 髪の太さ
- クセの強さ
- 髪の生えている向き
によって、
- 一般的なシザー(ハサミ)なのか
- すきバサミなのか
それぞれの道具を
- 髪のどの範囲に
- どんな角度で
- どの程度
使うのか、細かく見極めます。
(どのハサミをどんな風に使うか)
ここを、なんとなーくやっちゃうと
パサパサ爆発ボンバーヘアー!
になりかねません。
一つだけ例をあげると、
「多いから」とすきバサミでシャカシャカシャカ〜〜っと、髪の根元付近をやっちゃうと、こうなります。
(大ざっぱなイメージ図)
- 根元付近で短くなったくせ毛があちこちで暴れる
- それによって全体がランダムに広がる
- 毛先はヒョロヒョロでパサつく
こういった事は実際にカットで起こり得ます。
あなたの髪ももしかしたら…?
そして、これを防ぐカットの仕方というのは……あります!!
(ここの詳細は今日は割愛します)
髪によって細かいところは変わりますが、
くせ毛の扱いやすさにおいて、カットはとても大切で大きく影響します。
(私の髪、大丈夫かしら…??)
ご自宅での必要最小限の手間
カットで扱いやすい髪を手に入れたらそれで終わり!
ではなく、ご自宅での手入れの仕方も大切です。
くせ毛の方は髪質やスタイルにもよりますが
- オイル
- スタイリング剤(ワックスなど)
の使用は必須と私は考えています。
使い方の説明はもちろんですが、
「どうしてそれをする必要があるのか?」 まで、お伝えします。
ここの理解が深まることで、継続的なお手入れの習慣化につながるからです。
お客さまの
- 誤った習慣を、正しい習慣に
その変化まで含めて、私たち美容師の技術だと考えています。
「あれもダメこれもダメ」みたいな押し付けに決してならないよう、
必要性や、どうしてそうなのか?をお伝えして、お客さま自ら
- おし!オラも家でいっちょやってみっか!
と孫悟空口調で感じていただけるような、ご説明を心がけて参ります。いや、孫悟空口調でなくとも構いません。
髪質、スタイル、ごとにオススメのアイテムもご用意してお待ちしております。
(無理に買う必要も、押し売りもありませんのでどうぞご安心を^ ^)
(自分で選ぶのも大変ですよね…)
おわりに
私自身、過去にくせ毛で深刻に悩まされた経験を踏まえて、現場では多くの同じお悩みを抱えた方の施術にあたっています。
まだ知らないことややったことがないこと、それらを知るきっかけがなかった事で、
くせ毛の悩みが軽くなるチャンスをこれまで逃してきただけの方がまだまだたくさんいらっしゃると思います。
サポートする準備はできていますので、ご相談はお気軽にどうぞ。
最後までありがとうございます。
書いてるひと
かわなべひろき(美容師 ギター講師)