パーマかけたらボサボサ…パサパサ…広がる
なんとかならないかなぁ…
とお困りのあなたに、アドバイスを。
(うわーん…パーマしたらボサボサに…)
結論から
スタイリング剤を使いましょう
既に使ってる場合は、量を増やしてみましょう
これを見て、
なぁーんだ、そんなことか…
と、感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
パーマスタイルというものは、原則、スタイリング剤を使うことが前提です。
また、
スタイリング剤を使わない(あるいは使用量が足りない)と、ボサボサして当たり前。
と、まずは認識しましょう。
これで解決しない場合はそもそものパーマ、もしくはカットが失敗です。
(ワックス、クリーム、ムース、グリースなどなど)
説明はありましたか?
パーマをかける前に、美容師さんからきちんとお手入れの説明はありましたか?
もし、聞いた上で「なんかめんどくさくてやってない…」という方は、頑張ってください。
私の考えでは、スタイリングしたくない方は、パーマかけること自体が向いてません。
説明が無かった場合は、ちょっとアレでしたね…。それはちょっと、アレです…。この記事を読んで参考にしてください。
おいしいお味噌汁に「だし」が必要なように、
仕上がりの良いパーマスタイルには、「スタイリング剤」が必要不可欠です。
(詳しい説明、本当大切)
画像で見てみよう
まずはこの画像を。
私を参考に失礼しますが、私は「パーマ」ではなく「天然パーマ」。
ですが、「ウェーブヘアでボサボサに見えやすい」という点ではパーマと同じです。
画像は、ツヤの出やすい「グリース」というスタイリング剤を使用してますが、明らかに、
- 見た目のパサつき(ボサボサ感)
- 髪が束になっている動き
- ツヤ感
違いませんか?
もう一度よく見てみましょう。
スタイリング剤を髪全体に馴染ませただけ。
特に小難しいことやってません。使ったのはこれ。
(モデニカの、グリース)
なぜボサボサになるのか?
パーマにせよ、くせ毛にせよ、ウェーブヘアは、髪の毛1本1本が色んな動きをします。
図を
赤点は1本1本の毛先ですが、これが
- 様々な場所から飛び出す
- 他の髪を押し広げる
ことから、わーっと広がりボサボサ、パサパサに見える。
スタイリング剤を使うと?
スタイリング剤は、簡単に言うと「のり」
髪を「のりづけ」することで、こうなります。
黄色部分は髪についたスタイリング剤。
隣り合う髪どうしが、のりづけされ
- 毛先の飛び出し
- 他の髪を押し広げる
ことが抑えられるのです。
そこに加えて、スタイリング剤に含まれる「ツヤ出し」の成分効果も手伝って
仕上がりの良いパーマスタイル
となるわけです。
くどいけど、ラストもう一度
(今、図説したことによる髪の変化なのです)
ちなみに、ここまでお伝えしたことに、男性も女性も、髪の長短も例外はありません。
- スタイリング剤を、必要充分な量を使う
ということで、気をつけてみてください。
ヘアオイルじゃだめ?
何もつけないよりずっと良いです
ただし、ワックスやクリームなどのスタイリング剤と比較すると一般的に
髪をのりづけする力が、オイルの方が弱い
そのため、私個人的には、スタイリング剤の方がオススメではあります。
とは言えあなたの好みや、目指すスタイルの違いもあるから、一概にではありません。
個別にはスタイリング剤の種類も含めて、髪を見た上でお店でアドバイス差し上げます。
(オイルも、アリっちゃアリですよ)
なんとなく…ではない理解を
「お困りごとの原因とその仕組」を正しく把握することは、「解決法の必要性」の深い理解につながります。
今日お伝えしたことも「知ってる」「知らない」とでは、パーマのボサボサには
- スタイリング剤を使った方が、なんとなく良さそうだ
から、
- スタイリング剤が必要不可欠だ
という深い理解に変わるのでは。
店頭でお客さまや、ブログを読んでくださる方にも、少しでも髪に詳しくなって頂き、困った時に参考となれば幸いです。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
書いてるひと
かわなべひろき(美容師 ギター講師)