私のくせ毛、パーマっぽくステキに見せられないかな…
と、お考えのあなたに今日は私の考えるコツをまとめます。ご参考にどうぞ。
(くせ毛、すこしでもステキに見せられないかなぁ…)
結論から
- スタイリングしやすいようにカットしてもらう
- スタイリング剤をまんべんなくなじませる
以上、2つがコツです。
これさえ押さえておけば大丈夫。
では、「何故このポイントさえ押さえておけばOKなのか?」を詳しく解説していきます。
スタイリングしやすいようにカットしてもらう
どうカットするかで、スタイリングのしやすさは変わります。
特にくせ毛は、「すき方」が大事。
まったく「すかない」ことを良しとする美容師さんもいらっしゃいますが、このあたりはそれぞれ。
私の場合、ワックスなどのスタイリング剤を使うことを前提にする場合、「それ用のすき方」でくせ毛をカットします。
オーダーの際に、パーマっぽくスタイリングしやすいようにできないか、詳しく美容師さんに話を聞かせてもらった上でカットしてもらうと良いでしょう。
悲しきかな、髪質や毛量によっては、やってみたいことが無理な場合もあります。これに関しては髪を見た上でないとなんとも言えません。
(とにかくカットが大事)
スタイリング剤をまんべんなくなじませる
正直、カットがうまくいっていると、ワックスやクリームなどのスタイリング剤を髪になじませるだけで、ステキに見せることができます。
カットが8割、残り2割がお客さまのおうちでスタイリングにかかってるイメージです。
難しいこと考えず、ワックスやクリームを髪になじませるだけで基本的にスタイリングはOK。
生えグセや骨格によって、ちょっとしたコツはあったりしますが。
「いやいや、まんべんなく馴染ませるだけでOKて、あんたそれざっくりすぎません?」
と思った方、実はここからが大切な話になってきます。
スタイリング剤を使うことの「意味」と「本質」に迫ります。
これが分かると、スタイリング剤を馴染ませるだけのことが実は無茶苦茶大事なんだということがご理解頂けるハズです。
(意味と本質ですって?何でっしゃろ?)
スタイリング剤を使う「意味」と「本質」
まずは意味
- 髪の毛が束で動いてくれる
- ボサボサが抑えられる
- ツヤが出る
この3つのことが起こります。意味ある変化。
パーマっぽくステキに見せるならワックスやクリームなどを使うべき。
画像で比較してみましょ。
「束感」「ボサボサ感」「ツヤ感」が違いませんか?クリームを全体になじませただけ。
この3つは、くせ毛がステキに見える為にとても重要な「意味」を持つ髪の変化です。
では続けて、スタイリング剤をつけるその「本質」に迫ります。
続いて本質
結局ですね、
「一手間かけてるように見えること」
これが、バリッバリ本質なんですよ。
同じくせ毛でも、そのまんまの状態と一手間かけているように見えるのとでは、人が受け取る印象は全然違う。
「一手間かけてる感じ」がすると不思議なもんで多少の髪型の乱れすら、「狙ってやってる感」が出てくる。(乱れまくってたらアカンですが…)
オシャレ、ステキ、その裏側にはいつも「一手間感」があるのです。
(確かに!一手間かけてる感じがすると印象良いよね。)
例えば
スーパーでお惣菜買ってきたとします。
それをそのまんま、プラスチックの容器で出されるのと、素敵な器に移して出されるのと、印象って変わりませんか?
同じ料理なのにですよ?
そういう「一手間かけている」ことが人に伝わると、与える印象は思いのほか大きいのです。
髪も料理も、めんどくさがらずに「一手間」を活かして、ワンランク上を目指そうじゃありませんか!(熱血かて)
くせ毛でお悩みの方は、こちらに過去記事まとめてます。
それでは、最後まで読んでくださりありがとうございます。
書いてる人
かわなべひろき 美容師