Twitterにご質問頂きました。
アミノ酸は「洗浄剤」、ボタニカルオイルは「保湿剤」で、比較の対象にならないのが実際のとこです。
— かわなべひろき 美容師 (@kawanabehiroki) 2018年5月27日
詳細はブログ記事にしますね。 #peing #質問箱 https://t.co/vs2Lkh361S pic.twitter.com/N1ykJ8VPxB
文字数のアレで簡単にしかお答えできてないので、補足します。
巷に溢れる〇〇シャンプー
色っ々、耳にしません?今回ご質問にあった、
- アミノ酸シャンプー
- ボタニカルオイルシャンプー
以外にも、
- オーガニックシャンプー
- ノンシリコンシャンプー
- 石けんシャンプー
- 炭酸シャンプー
などなど、まだあると思いますが…。
ぶっちゃけ、どれがええねん!違いは何やねん!と、自分の内なる関西人がツッコミを禁じ得ない方も多いのでは?
(ぶっちゃけ〜どれがええねん?)
〇〇シャンプーの〇〇について
この〇〇の部分は、
- 洗浄成分を指している場合
- コンディショニング成分(保湿剤など)を指している場合
の2つに分類されます。
ちなみに、上に挙げたいくつかの例では、赤文字は洗浄成分、青文字はコンディニング成分を指しています。
料理で例えると、洗浄成分は味のベースとなる「だし」、コンディショニング成分は味つけをする「調味料」のような感じです。
とんこつベースのラーメンにも、とんこつ醤油や味噌とんこつがあるように、アミノ酸ベースのシャンプーの中にも、ノンシリコンやボタニカルオイル配合などがあったりします。
(なんか…ラーメン食べたくなってきたやん…)
どれが良いんですか?
これについては、目的によって変わるので一概に「こうです」とは言えません。
それぞれのメリットやデメリットは改めて記事を作ってみます。
ただし、1つとても重要なことがあります。
(重要なこと…⁈)
シャンプーの中身
その8割は「水」と「洗浄成分」。(モノによっても変わります)
それ以外が、「コンデショニング成分」「防腐剤」「着色料」「香料」など。
つまり、何が言いたいかっていうと、シャンプーの中身のほとんどは「水」と「洗浄成分」。したがって、「洗浄成分」が何を使っているかが最も大事!ということです。料理で言うとベースとなる「だし」が決め手いうこっちゃ。
ですから、「ノンシリコン」とか「オーガニック」とかその他のナンチャラカンチャラは、シャンプーの中身全体からすれば、ごくわずかの部分の話を大きく切り取っているに過ぎないことがほとんどです。
聞いたことありそうな〇〇
よく聞くシャンプーの頭の〇〇を分類すると、
洗浄成分
- アミノ酸
- 石けん
コンディショニング成分(洗浄成分以外)
- オーガニックオイル
- ノンシリコン
- ボタニカル
- 炭酸
- リンスイン
などです。もちろんこの限りではありませんが、基本的に消費者にとってイメージの悪い情報は表に出てこないものなので、例えば「石油系シャンプー」などは普段あまり耳にすることはないのではないでしょうか?
シャンプーの洗浄成分による詳細は過去記事をどうぞ
おわりに
冒頭のご質問では、「アミノ酸シャンプー」「ボタニカルオイルシャンプー」の優劣についてでしたが、今日まとめたように、この2つは比較する対象にならないというのが実際のとこです。
ほんとややこしい話で、混同して当たり前ですよね。
ご質問者さんありがとうございます。僕も改めて、まとめる機会を得ました。
とんこつらーめんと、とんこつ醤油らーめんに優劣はつけられないのと一緒です。
(その日の気分や、好みによって変わる)
どれが良いシャンプーかというのは人によって、目的によっても変わりますし、万人にとって万能なシャンプーというのはありません。
その前提の上で、僕がオススメするシャンプーの選び方は過去記事をどうぞ。
それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました。
今夜はらーめん食べに行くっきゃない。
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書いてる人
かわなべひろき (美容師、在宅系音楽家)