髪の表面のキューティクルが傷つく
聞いたことあるけど、よくよく考えるとあんまり意味がわからないなぁという方は少なくないかもしれません。
今日は、これについて順序立てて触れていきます。
キューティクルって何?
髪の毛の表面を覆っている組織です。
毛髪内部のタンパク質、水分を保護する役割があり、魚のウロコのように1枚1枚が重なりあって層になっています。
(海苔巻きで言うと、海苔の部分)
キューティクルが傷つくとは?
大きく分けて次の2つのダメージがあります。
物理的ダメージ
- アイロンやドライヤーの熱
- ブラッシングやタオルによる摩擦
- 太陽の紫外線
など。
お肌で言うと「引っ掻き傷」「やけど」「日焼けでズルムケ」に当たります。
薬理的ダメージ
- シャンプー等の洗浄力
- パーマやカラー等のアルカリ剤
- トリートメント等の皮膜
など。
お肌で言う「洗剤や化学薬品による手荒れ」に当たります。
(なるほど〜)
それぞれ肌の症状に例えましたが、1つ肌と髪では決定的な違いがあります。それは、
髪は傷んだら、絶対に治らないと言うことです。
キューティクルが傷つくとどうなる?
- 毛髪内部のタンパク質の流出
- 水分保持量の低下
- カラーの持ちが悪い
- パーマがかからない(かかりにくい)
などが起こることから、
- パサパサ乾燥して見える
- ザラザラした手触り
- おさまりやまとまりが悪くなる
- ツヤが無くなる
という事態を引き起こします。
つまり、綺麗な髪のためには、キューティクルってめちゃくちゃ大切ってことです。
(キューティクルを守って、ツヤツヤ美髪を!)
傷ませないことが最も重要
繰り返しになりますが、髪は1度傷んだら何やっても元に戻りません。お肌のように治癒することは無いです。トリートメントしても治ることはないです。
ですから、予防が一番大切になります。
(予防が一番!!)
先に挙げた「物理的」「薬理的」それぞれ適切なアプローチを取ることが大切。特にお客さまがお家でできる、
- シャンプー(何をどう使うか)
- 乾かし方(タオル、ドライヤーの仕方)
が、すごーく大事です。過去記事で触れてますから参考にしてくださいね。
(薄毛に限らず、シャンプーについての参考記事)
(乾かし方はこちら)
キューティクルを守ってキレイな髪を保ちましょう!
実際に髪を見て、お店でも詳しくアドバイス差し上げます!
それでは、最後まで読んでくださりありがとうございます。
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書いてる人
かわなべひろき (美容師、在宅系音楽家)