染めたては良かったのに、時間が経つとすごくダメージが気になりだした…
また、染めたいけどダメージが心配…
という方は多いかと思います。
では、なるべく傷めずカラーをするにはどうすればいいか。今日はこれに触れます。
(ちなみにここでいうカラーは、一般的なヘアカラーのことで、マニキュアやヘナのことではありません)
(キレイなまんま、カラーも楽しもう)
結論から
ずばり
- 許容範囲内での暗めのカラー
です。
ヘアカラーは明るいほど、髪は傷みます。ですから、ここまでなら大丈夫!ってところで暗めをチョイスすることで、過度なダメージを防ぐことができます。
これは、おしゃれ染めでも白髪染めでも同じです。
(明るいと傷みがひどくなるのかなぁ…)
カラーでなぜ髪は傷む?
カラー剤を髪につけると
- 脱色
- 染色
2つが同時進行で起こります。
日本人の髪色は基本的に黒。例えば、黒い画用紙に色鉛筆で絵を描いても「色み」ってほとんど分からないじゃないですか?
(これ、黒画用紙に描いても分からんやん?)
髪も同じこと。発色を良くするため一度下地の「黒」を脱色した上で染色する必要があるんです。そして主に「脱色」によって髪はダメージを受けます。強力な脱色である「ブリーチ」ってめっちゃ傷むでしょ?そうゆうことです。
(ブリーチしたら傷んだぁ〜って心当たりあるなぁ…)
つまり、髪色が少しでも明るくなれば、程度の差こそあれそれはもう「傷んでいる」ということであり、「傷まないカラー」というのはありません。
仕上がりが同じ明るさでも…
美容室でカラーする時に、こんなん見たことありません?
これは、「カラーチャート」と言ってヘアカラーのメニュー表みたいなもの。縦が明るさの軸、横が色味の軸。
細かいことは省きますが、仕上がりが同じ明るさの設定でも、「寒色系」は「暖色系」よりダメージしやすいです。
寒色系とは、アッシュ、マット、モノトーン(グレイ)など。
暖色系とは、ナチュラルブラウン、オレンジ、ベージュ、などです。
この辺りは、別記事で詳しく説明しますね。
(明るさだけでなく、選ぶ「色」によっても変わる)
まとめ
ここまでを簡単にまとめると、カラーで髪がより傷む要素は、
- 明るいほど…
- 暖色系より寒色系の方が…
ですから、ダメージが気になる方は参考にしてみてください。
髪の健康最優先で、色味は特にこだわらないよという方は、8トーン(という明るさ)までのナチュラルブラウンが僕個人的にオススメです。ツヤも1番出やすいし、色持ちもすごく良い。髪がキレイに見えるから。
髪によっての違い
最後にとても大切なことをもう1つ。
肌に「敏感肌」があるように、髪にも「敏感髪」があります。同じカラーをしてもダメージを受けやすい髪、そうでない髪。
あなたの髪にとって、どの明るさまでがダメージを感じないかというのは、実際に染めてみないと分からない部分も大きいです。
美容師さんと相談しつつ、あなたにとって最適なカラーのアドバイスをもらいましょう!
(そー言えば、わたし、傷みやすい気がする…)
とは言え、ダメージばかりに縛られるなかれ!
ヘアカラーは
- 髪の見た目の軽やかさ
- 人(キャラクター)の演出
- 季節感
- トレンド
など、様々なポイントで選ぶ楽しみがあるものです。ダメージのことばかり考え過ぎて、色々試すことをやめてしまうのももったいない。
あなたが優先したいこと、これをしてみたい!ってことをまずはお伝えください^ ^その上で諸々踏まえて決めましょう!
今日お伝えしたこともまずは、「知ってる」ことが大事。知識は困った時に自分を助けてくれます。是非参考にしてみてください。
それでは、最後まで読んでくださりありがとうございます^ ^
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書いてる人
かわなべひろき (美容師、在宅系音楽家)