鹿児島の美容室から

鹿児島市荒田「美容室かわなべ」のブログ

【プライベート】映画「クソ野郎と美しき世界」の草彅剛さんの演技を見て思ったこと

嫁さんと映画を見に行きました。絶賛上映中の「クソ野郎と美しき世界」

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元SMAPのお三方、それぞれが主演する3つの物語と、最後にミュージカルタッチの短編、合わせて4つのブロック(それぞれ監督は別)で構成される作品。

ほんと華がありますよね。うん。3人ともカッコよかった。僕個人的には、爆笑問題の太田さんがメガホンを取った、草彅さん主演のストーリーが好きでした。

映画の内容については、実際に見るか、サイトなどで検索してもらった方が分かりやすまとめてあると思うので割愛。僕はとても楽しく見ることができたので劇場観覧をオススメします。

 

草彅さんの演技は、僕のイメージする草彅さんが0なのがスゴいなぁと思います。映画内の役どころがチンピラみたいなキャラクターだったんだけど、もう完全にそういう人になってた。僕の知ってる草彅剛が0。別人。

普段の画面越しに感じる、人当たりの良さそうな、笑顔が柔らかな、少年ぽいあどけなさを感じる、そんな草彅剛が0。スゲぇ。微妙な表情の動きだけで、どうしてこんなに違う人間になれるんだろうって素直に感激!ひろき感激!

 

僕は芝居や演技に関しては全くの無知で、技術的なことは分かりません。ここで偉そうに評論したいわけもなく、素直にスゴいなぁ〜と。ちなみに実の妹が芝居をやってて、ずーっと前に1度見に出かけたことがありましたが、クソつまんなかったことを覚えています。それこそ「クソ野郎」でした。

 

ところで、「演技」と言えば、僕らみたいな一般ピーポーが日常生活を送る上でも、職業上の、家庭内の、あるいは社会的な自分の立場(役割)を演じているという感覚ってありませんか?そーゆうの僕はバリッバリ持ってますし、意識してなくても誰にでもそうゆうのあるハズ。それは、人として裏表があるというのとは意味が異なります。

例えば、接客などは分かりやすい例で「失礼いたします」なんて普通は恋人同士、夫婦同士では使わないような言葉使いじゃないですか。(もし使っているとしたら、それは、そーゆうプレイに興じているか、2人の関係性が独特かのどっちかでしょ)これは、「接客する人」という自分の役どころを演じているとも言えますね。つまり、僕らみんな役者なんだ。

 

お母さんという役を、社長という役を、先輩という役を、息子という役を、店員という役を、客という役を、あらゆる人があらゆる役割を演じる役者です。

 

生きてるいと色々起こります。ついつい考え込み過ぎて深刻になってしまいがちな局面もあります。普段へらへらし放題の僕とてそれは同じこと。

世界的な喜劇王チャップリンの有名な言葉に、「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見ると喜劇である」と、あります。少し突き放した所から「演技中の役者」として自分を眺めた時、少しだけ気持ちが軽く、人生劇場が喜劇性を帯びてくるような気がします。 草彅さんの演技を見て、そんなことを思うことでした。

 

(完)

 

書いてる人

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かわなべひろき (美容師、在宅系音楽家)
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