かわなべひろきのブログ

日々の雑感とか

コーヒースタンドにて

友達の坂上くん(仮名)がコーヒーを淹れてくれるお店で時間をつぶしていた時のこと。

 

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海に近いこの店。居心地いいですよ。

インスタはこちら、

 HAY COFFEE STAND (@haycoffeestand) • Instagram photos and videos

  

 

エアロプレスという、抽出方法をご存知ですか?

 

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なんか、圧かけて抽出するやつ。

僕もあんまり詳しく分かってないんですけど、とにかくなんか圧かける系のやつ。

中学の先輩みたいな抽出法。

 

 

このお店でも坂上くんがエアロプレスで淹れてくれるんですけど、これがまた美味しいの。

アイスコーヒーってモノによってはすっごくお腹が疲れません?

 

でも、ここのはそうゆうのが全くなくてほんとおいしいから、是非飲みに行ったついでに坂上くんのメガネのレンズを割って各種SNSにアップしてください。

 

すかさず、「いいね!」つけますから。

 

 

時に、僕より先に一人で来ていたお客の青年が、カウンターにお代わりの注文に来ました。

 

注文ついでに、坂上くんに言いました。

「実は僕も今、東京のコーヒー屋さんで働いてて、今、一人旅で鹿児島に来ているんです。ここのお店はどうしても来たくって」

 

 

(マジか!めっさトレンド牽引してるやん!東京のコーヒー屋さんの人がわざわざ来てくれてるなんて、やるなぁ!)

 

と、感心しつつ坂上くんをチラッと見ると、青年の言葉がよほど嬉しかったんでしょうね。

 

 

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坂上くんの表情たるや、胴上げみたいな顔になってました。顔のパーツパーツがあんなにもわっしょい状態になることってあるんですね。

 

 

 顔面が喜び散らかしてました。

 

 

でも、気持ち分かる気がします。

こういう出会いって嬉しいですよね。

 

人から自分のことに興味を持たれるよりも、

自分が興味のあることに興味を持たれることの方が何倍も嬉しいって思いませんか?

 

コーヒーが運んでくれた出会い。

お互いにウンウン頷きながら、嬉しそうに語り合う二人を見ていて微笑ましくなりました。

 

二人の会話には専門用語もバリバリ飛び交っていて、半分くらい何言ってんのか分からなかったんですけど、僕も玄人感出してウンウン頷いてました。

 

「わかるよ、うん、わかるわかる、そうだよね」みたいな。

 

 

 

20年くらい前にyoung guitarっていう雑誌で、B'zの松本さんと、ヴァン ヘイレンの対談が巻頭特集でくまれてたんですけどね。

 

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(ググったらあった。この表紙のダサさたるや。Tシャツにプリントして着たいですねぇ。)

 

 

内容読むと、さすがそこは世界屈指のギタリスト。ほぼヴァン ヘイレンの独壇場。

対談とは言いながらも、松本さんの言葉、ほとんどが相づちだったんですよね。

「うん、確かにね」「そうだよね」

みたいな。

(先輩ヴァン ヘイレンを立てる、という松本さんの人柄かもしれない)

 

 

コーヒー屋さんで二人の間で相づち多めな自分が、この時の松本さんに重なりました。

 

 

聞けばその青年もいつかは自分でコーヒーショップを開きたい夢があるんだとか。

 

聞いているこちらも心が踊りました。

コーヒーに熱いひとのところにはこうやって、コーヒーに熱いひとが来るんだなぁと、しみじみ。

 

「類は友を呼ぶ」と言いますね。

 

自分の周りにいる人たちは自分の鏡。

なんだとか。

 

生活の悲喜こもごもの中で、自分自身のつまらなさ、くだらなさ、ダメさ加減に嫌気がさすことがあります。

そんな時、僕は自分の周りにいる人たちを思い出すと、気持ちが少し軽くなります。 

 

(僕にとって)素敵な、おもしろい、そんな人たちで溢れてる。

だから、自分も存外つまらない人間ではないのかもしれない、という肯定的な気持ちにさせてもらえる。人に恵まれてる。本当にありがたい。

 

 

 

店を出て、もう夕刻には東京へ戻るという青年と挨拶を交わして、愛車のハーレー(と呼んでる原付)にまたがりました。

 

ひらけた真っ青の夏空が象徴的で、勢いよく走り出した僕。

 

 

直後、気づいたんですよね。

 

 

 

 

あ、コーヒー代払い忘れてんじゃん俺…。