かわなべひろきのブログ

日々の雑感とか

【重ね着しながら思うこと】

楽器店。


買う気は無くとも、足を踏み入れて、しげしげと色々な楽器や機材の類を見るのが僕は好きだ。 

特に好きなのが、全く演奏した経験の無い、金管楽器コーナー。


未だ見ぬ奏者をショウウィンドウの中で待つ、新品テッカテカの彼ら(彼女ら)の姿。


トランペットに、サックス、トロンボーン
ショウウィンドウを覗き込む僕の顔が、彼ら(彼女ら)の肌に映る。


僕は、楽器店の中にいる時は大体カッコいい顔をする様に心がけているが、金管楽器コーナーにおいては殊更。


カッコいい顔をしたそのままの状態から、更にカッコいい顔をしている。
カッコいい顔の重ね着状態である。



トランペットやサックスを目の前に、
「ジャズ?吹きますけど?」な顔をしている。
(もちろん全くできません)



男は誰しも、カッコいい顔をしたくなる瞬間というのがある(ハズ)。
カッコいい顔したい心をくすぐる瞬間、あるいは場というのがある(ハズ)。


多くの場合それは、女の子に向けてではあるものの、それだけとは限らないのが、男の神秘(でもないか…)。






えっ?

僕の「ジャズ?吹きますけど?」な顔がどんなのか気になるって?




そうだなぁ…
おそらくあなたの周りにも、その時々で同じ顔になっちゃってる男の人いると思いますヨ。





例えば、お客が席で自分達で焼くスタイルのお好み焼き屋で。

見てみなよ、鉄板の上でお好み焼きひっくり返した直後のその男の顔。


僕の「ジャズ?吹きますけど?」と同じ。






例えば、書店にて、画集とか写真集とかなんか、アート関連の高価な書籍をお会計中の隣のレジ。
見てみなよ、財布を手に持つその男の顔。 


僕の「ジャズ?吹きますけど?」と一緒。






例えば、スターバックスコーヒーで、Macbook開いてる男の顔。

僕の「ジャズ?吹きますけど?」と一緒。


(以上、偏見です。大変失礼いたしました。)





話を戻すと…。
楽器が好きだ。
演奏できなくても見てるだけで楽しい。


ところで、
「楽器ができるとモテる」というのはウソ。
僕はもう20年ほどギターを弾くも、だからと言ってモテた経験、皆無。
(お前だからだわ!って言わないの!)


たまに、モテたいという理由でギターを始めようかという人がいると聞く。

かわいそうなことだと思う。

魚の入っていない釣り堀に、釣り糸を垂らすようなことだと思う。
THE 徒労



しかしそれでも僕は、金管楽器コーナーで、こう思ったりもする。


(トランペットとかサックスだったらモテるかもしれないなぁ…)


カッコいい顔を重ね着しながら…。






だろ?


〜完〜




*おわりに…


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