かわなべひろきのブログ

日々の雑感とか

ヘビーな喫茶店、そして、ヘビーな婆さん

通りをあてどもなく歩いている最中、目を引くものと言えば、「ヘビーな婆さん」あるいは「ヘビーな喫茶店」というのが相場である。


どっちも、近づきたくないような、でも試してみたくもあるような(婆さんを試すってのは…)。


今日は友人に呼び出された。
行ってみるとそこはまさに「ヘビーな喫茶店」。


店の外観。窓には、斜めの格子状の(心配になる程、気味の悪い緑色の)木枠が当てがわれ、うす暗い店内の様子は表からは確認が取れない。

店の看板に加え、ドアーの前に置かれたメニュー。



「なるほど…。営業中ってわけか…。」


一人合点した私は、ドアーをくぐる。

カウンターにいるのは、期待を裏切らない、と言うか、期待を軽々と飛び越えた「ヘビーな婆さん」。

多分、妖怪と妖怪のハーフ。

混じりっけなし。


「いらっしゃいませ」



この雰囲気。

奥の厨房から、りんごが出されていたが、毒りんごじゃなかったことに、逆に違和感を覚えるほど。



珈琲を注文。



「要りません」と伝えたはずの、ミルクとシュガーをしっかり持ってくるあたりはさすが。妖怪だけにイタズラってか?トンチが効いてらぁっ。



友人二人と会話を楽しみながら、句読点を打つタッチでたまにカウンターに目配せ。


優れた物語に起承転結があるように、
ヘビーな喫茶店にはヘビーな婆さんがいる(有る)。


友人にランチが出される。
プレートに乗ったフルーツヨーグルト。


「あっ、すみません、僕、キウイアレルギーでこのヨーグルトちょっと食べれないんですけど」と、友人。


「あらそうねぇ。じゃ食べないようにしてねぇ」


……それ以上言葉は返ってこなかった。



代わりにフルーツ抜きのヨーグルトなり、他のものなり、出さないあたりのサービスはさすが。
「客に媚びたりしないの。それってとってもクールだって思わない?」
無言の表情はそう語る。







あなたの町の片隅にもきっとある
「ヘビーな喫茶店」
ドアーをくぐってみよう。そこにはきっと、
「ヘビーな婆さん」



*おわりに…

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