かわなべひろきのブログ

日々の雑感とか

あれは確か夏だったな

 去年に比べ今年は比較的過ごしやすい夏。






 プリクラ撮影時には概してかめはめ波ポーズの僕にとって28回目の夏。






 いくつかの思い出に残りそうな出来事もあったなあ。





 恐らくもう今年は特に目立ったイベント事もなさそうなので後は部屋にこもってつらつらと曲でも書いていようかなあなどと思っていたところ思い出したことがある。









 太宰治がその著作「人間失格」の中で、僕は空腹感と言ったものがどんなものか分からない、といった旨のことを書いていた。



 

 コレと全く同じと言う訳じゃないんだけども僕も空腹感に対しては世人よりも疎いように思う。空腹感がわからないとまでは言わずも空腹を非常な苦痛に感じたりそれによってイライラしたという記憶がない。






 腹が減るとイライラしてくる人っているじゃないですか??




 友達と街を歩いていても少し腹が減ったら何か物を口に入れないではいられない人っているじゃないですか??



 あの感覚がわからないのですよ。







 ここで一つエピソード。





 忘れもしませんあれは僕が中2だったころ。

 

 当時僕は頭に「超」がつくゲーマーだったんですよ。寝ても覚めてもプレステしたかったし親が家にいないときは妹を隣に座らせてずーっと何時間もコントローラーを手放さなかった。(その反動かここ数年はゲームをやった記憶すらない)





 そんなある日僕がいつものように「バイオハザード」っていうゾンビを銃で打ち倒しながら進んで行くゲームをやっていたの。






 そしたら兄貴が帰って来た。明らかに腹を空かせた様子で当時高2の兄貴が帰って来た。あまりの空腹に瞳孔半開きの兄貴が帰って来た。





 当時兄は所謂「反抗期」というやつでなんかあるとすーぐキレよるわけ。





 そんな兄貴が帰宅しな冷凍庫を開けて冷凍ピザとオーブントースターを引っ提げて居間に入って来たわけ。いざ焼こうって段になってあら気づいちゃった。




 実家の居間はコンセントが4口しかなかったの。ほんで俺がゲームやってるせいで普段開いてるハズのコンセントの口がふさがってるの。


 つまりトースターを差す口がないからピザ焼けない。







 「おいひろき、さっさとゲームやめろ」




 まあそうなるわな。



 コレ系のゲームって「セーブ」と言って次にゲームやるときに今やったところの続きからできるように記録するシステムがあるの。ただ「セーブ」するにはセーブポイントってのとアイテムが必要でまあ結論言うと兄貴がピザとオーブントースター抱えてる横で俺はすぐにセーブできる状態になかった。つまりすぐにゲームをやめられない状況にあったの。




 「ちょっと待ってね兄ちゃん、、。今セーブするからさ、、。うんもうすぐだよ。」










 「はよしろっちよ!(鹿児島弁で早くしろよ!の意)」









 「うん、うん。わかってるわかってる、、、。ええ、、と、ああ、、確かこの先にセーブポイントがあったような、、、、。。。」








 刹那、、、






 空腹の我が兄の機嫌が「怒り」にシフトしました。






 空腹に絶えかねて怒りを露にした兄。








 ばっしーーん









 と大きな音を立てて僕の兄は









 
ピザに正拳突きしてました。








 
 もう一度言おう












 ピザに正拳突きしてました。












 後にも先にもピザに正拳突きしてる人を見かけたのはあれっきりなんですが、そのまま機嫌悪く兄貴が居間を出て行った後に散らばったチーズのクズをかき集めて片付けしてる妹をなんともいじらしく思ったのを覚えています。








 そして僕は無事にセーブできたかと言うととんでもない。兄はピザに正拳突きをする前に破竹の勢いでプレステのコンセントを引っこ抜いてたの。








 それでも怒り余ってピザに正拳突きを加えたと言ったところか、、、。







 ああ






 コンセント抜いたんだったらせめてピザ焼いてほしかったわあ(涙)。








 そんな事を思い出したんだ。