かわなべひろきのブログ

日々の雑感とか

自販機でジュース買うときのセオリー

 昨日、近所を散歩中のできごと。



 喉の乾きに耐えず、自動販売機で迷うことなくスコールを購入。



 スコール。 実にうまいジュースだ。



 本当に開発した人には 





 栄えある、わけない








 川邊大紀賞を差し上げたい気持ちでたくさんですが、一つ思い出しました。






 坂の途中にあった少年時代を過ごした家。





 坂を下ったところに、自動販売機がいくつか並んで設置してあったんです。





 確か、たばこのが一つと、ジュースのが三つ四つ横並びで立ってた。






 当時、既に従順な










 ニコチンの犬であった父親がタバコが切れると、その時家にいる子ども(私含め3兄弟の誰か)にタバコを買ってこいと使いにやるんです。









 500円玉を手渡すときに、そのニコチンの犬







 「おつりでジュース買って良かど」




 と、吠えるのを忘れません。  








 
 幼い子どもであった僕らに取って、




 おまけに、普段あまりジュースを買ってもらえる家柄でもない僕らに取って、それは



 
 なんならちょっと嬉しいくらいの、パシリ役だった訳です。









 幼い兄弟はまんまと、ニコチンの犬の犬になるとワンワンッと坂を駆け下りジュースを選ぶのでした。




 
 そこで優柔不断である僕はものすごく一本のジュースに悩むのです。




 どれにしようか、どれにしようか。




 フルーツのもいいし、炭酸もいいし、ああ、とてもすぐには選べない。と言う風に。





 
 冗談抜きで一本のジュースを何十分もかけて選んでいました。




 ジュース1本にそれぐらい真剣に悩めていた当時が懐かしくもあります。





 さて、時刻は過ぎ意を決して買ったジュースとタバコを、握りしめながら家に帰るとあらやだ








 
 ニコチンの犬が血相変えてニコチンおばけになっていらっしゃる。





 怒鳴る怒鳴る。



 


 「おせーぞこら!!  タバコ買うのにどんだけ時間かけてんだ!」とまあこんな風に。









 今にして思えば、ヘビースモーカーの禁断症状だと理解できるのですが、当時としては全く理解が出来なかった。








 たばこって急いで買わないと怒られるんだ、と言うことだけが刷り込まれた体験です。




 以来自動販売機でジュースを買うときの、迷いが僕にとってのタブーになりました。






 そんなことを思い出しながら飲んだスコール。








 いつもより甘酸っぱさ2倍増しに感じました。